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屋外で使う給水器の選び方。室内用をそのまま外に出さないでください

庭で過ごす犬たち。屋外では水の置き方が室内と変わる

庭やベランダで過ごす時間があるなら、そこにも水が要ります。そのとき、室内で使っている給水器をそのまま外に出すと、たいてい困ることになります。

屋外では、日差し・風・虫・電源という室内には無い条件が加わるからです。 この記事では、屋外で効いてくる条件を整理して、うちの子の過ごし方に合う形を選ぶ手順をまとめます。

目次

結論:電源が要らない形か、屋外対応が明記されたものを

この記事の結論

室内用の電源を使う機種は、屋外対応と書かれていなければ外に出さないでください。 雨と結露が入ります。

電源の要らない形が扱いやすくなります。 重い器、ボトル式、循環しないタイプです。

倒されない重さと、日陰を先に確保してください。 ここが屋外では効きます。

留守のあいだが本番です。 人がいる時間だけで判断しないでください。

庭で過ごす犬たち。屋外では水の置き方が室内と変わる
屋外は、室内とは前提が変わります

「屋外対応」は、書かれていなければ無いものとして扱ってください。 防水や防塵の等級が書かれている製品もありますが、書かれていないものは室内前提です。 濡れて壊れたときに、使い方の問題になります。

うちの子が屋外にいる時間の長さで、必要な形は変わります。 散歩のあとに少し飲むだけなら重い器で足りますし、日中ずっと外にいるなら量と日陰の両方が要ります。

判断軸は5つ。屋外で効いてくること

見る点 屋外で起きること 確認のしかた
電源の要否 雨と結露が入る 屋外対応の記載を見る
重さと接地面 風と体当たりで倒れる 空のときの重さを見る
日差し 水温が上がる 一日の影の動きを見る
ふたの有無 落ち葉と虫が入る 口が開いているかを見る
容量 補充に行けない時間がある 外にいる時間から出す

室内では問題にならなかった条件が、外では上位に来ます。

屋外に置かれた金属の器。素材によって日差しでの温まり方が違う
素材によって、日差しでの温まり方が違います

「重さと接地面」は、空のときで見てください。 満水の状態では安定していても、減ってくると風で動きます。 縁に足をかけられたときに動かないかも確かめてください。

「日差し」は、一日の影の動きで見てください。 午前中は日陰でも、午後には直射日光が当たる場所というのはよくあります。水温が上がると飲まなくなることがあります。

「ふたの有無」は屋外に特有の条件です。 口が開いていると落ち葉や虫が入ります。飲み口だけ開いている形なら、入るものを減らせます。

置き場所の決め方

飲む場所とこぼれても困らない場所の重なりは犬の給水器の置き場所にまとめました。

室内用を外に出すと、うまくいかない条件

この点に注意してください

  • 電源を使う機種を雨のかかる場所に置く。 屋外対応と書かれていなければ出さないでください。
  • 延長コードを外まで引く。 濡れる場所での電源は別の問題を作ります。
  • 軽い樹脂の器をそのまま置く。 風で飛びます。
  • 日なたに置いたままにする。 水温が上がり、飲まなくなることがあります。
  • 室内と同じ間隔で入れ替える。 外のほうが早く汚れます。

「室内と同じ間隔で入れ替える」のは見落とされがちです。 屋外では砂やほこり、落ち葉が入ります。同じ機種でも、洗う間隔は短くなります。

「延長コードを外まで引く」形は避けてください。 濡れる場所での電源は、機械が壊れる話だけでは済みません。電源の要らない形を選ぶほうが確実です。

冬に外へ置く場合は、凍る条件も出てきます。 地域と時期によって変わるので、この記事では扱いません。 凍る時期は室内に戻すか、その時期だけ別の方法を用意してください。

手順。外にいる時間から必要な形を出す

この順で決めます

  • 外にいる時間を数える。 一日の合計ではなく、続けて外にいる最長の時間です。
  • その時間に飲む量を見積もる。 室内での実測を出発点にします。
  • 日陰になる場所を探す。 一日の影の動きを見て決めます。
  • 電源が要るかを決める。 要らない形で足りるならそちらにします。
  • 倒れない置き方を作る。 台に固定する、囲うといった手です。
  • 数日ぶん、残り方を見る。 減っていない、汚れが早い、といった点を確かめます。

「続けて外にいる最長の時間」で計算してください。 合計で数えると、一度に必要な量が足りなくなります。 途中で補充に行けないなら、その時間ぶんを一度に用意することになります。

「日陰になる場所を探す」を先にやってください。 器を決めてから場所を探すと、日なたしか残っていないという順番になります。

室内での実測がまだなら、そこから始めてください。 屋外の量は室内の量を出発点にして考えます。

飲む量を実測するなら

体重ではなく実測から出す手順は大型犬の給水器、容量はどう決める?にまとめました。

あなたの場合、どれを選ぶか

あなたの状況 選ぶ方向 理由
散歩のあとに少し飲むだけ 重い器で足りる 滞在が短い
日中ずっと外にいる 容量と日陰の両方 補充に行けない
風の強い場所 重さのある器か固定式 飛ばされない
落ち葉や虫が入る 飲み口だけ開く形 入る面積を減らす
電源が近くにない 電源の要らない形 延長は避ける
多頭 台数を分ける 1か所に集まらない

外にいる時間の長さで、必要なものはほぼ決まります。

庭仕事のそばにいる犬。人がいる時間といない時間で条件が変わる
人がいない時間のほうが、条件は厳しくなります

「多頭」で1か所にまとめると、順番待ちが起きます。 屋外は室内より広いことが多いので、離して2か所に置くほうが自然に分かれます。

屋外用を用意しても、室内の水は残しておいてください。 どちらでも飲めるほうが、外が暑い日に無理をしなくて済みます。

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買うときに確認しておくこと

  • 屋外での使用について記載があるか。 無ければ室内前提です。
  • 電源の要否。 要らない形のほうが屋外では扱いやすくなります。
  • 空のときの重さ。 風と体当たりに耐えるかを見ます。
  • 口の開き方。 落ち葉と虫が入る面積を見ます。
  • 洗いやすさ。 屋外は汚れが早いので回数が増えます。
  • 置き場所の日当たり。 一日の影の動きを確かめます。

「洗いやすさ」は屋外でこそ効きます。 汚れる速さが室内と違うので、洗う回数が増えます。 分解が面倒な形だと、その回数に耐えられません。

「屋外での使用について記載があるか」を最初に見てください。 記載が無い製品を外で使って壊れた場合、使い方の問題として扱われます。

外での様子は、人がいない時間のほうが本番です。 帰ってきたときに水がどうなっているかを、数日ぶん見てから決めてください。 飲む量や様子に気になる変化があるときは、かかりつけの動物病院にご相談ください。

そもそも飲まない場合

機械側の条件を1つずつ外す手順は自動給水器で犬が水を飲まないにまとめました。

音が気になる場合

置き方で変わる部分は給水器の音は、置き方でも変わりますにまとめました。

よくある質問

室内用の給水器を屋外で使ってもいいですか。

屋外での使用について記載が無ければ、室内前提として扱ってください。電源を使う機種は特に、雨や結露が入る場所に置かないでください。屋外では電源の要らない形のほうが扱いやすくなります。

屋外ではどのくらいの容量が要りますか。

続けて外にいる最長の時間から出してください。一日の合計ではなく、途中で補充に行けない時間ぶんを一度に用意することになります。飲む量は室内での実測を出発点にしてください。

日なたにしか置き場所がありません。

一日の影の動きを確かめて、少しでも影になる時間の長い場所を選んでください。それでも日なたになるなら、日よけを作るか、外にいる時間そのものを見直すことになります。水温が上がると飲まなくなることがあります。

この記事は屋外で使う給水器の選び方を整理したものです。屋外での使用可否は製品ごとに異なるため、必ず記載を確認してください。凍結する時期の扱いは地域と条件によって変わるため、この記事では扱っていません。飲む量に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。価格と在庫は購入先ブロックの取得日時点のものです。

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