器の重さを知りたくて、人用の体重計に載せてみた。この数字を使ってよいのかが気になります。
量れますが、数としては使えません。体重計は、体重を量るものとして定義されています。
この記事では、その理由と、代わりに使うものを書きます。
結論:量れますが、数としては使えません
この記事の結論
体重計は、専ら体重の計量に使用するものとして定義されています。
ひょう量が二十キログラムを超えるものなので、器のような軽いものは下の端に寄ります。
どれくらいずれるかは、公開資料では確認できませんでした。だから数として使えません。
軽い重さを量るのは、調理用のはかりの役目です。

器の重さを知りたくなる場面はあります。残っている量を重さで持ちたいとき、送るときの重さを調べたいとき。
家にあるはかりは体重計だけ、ということもよくあります。だから、載せてみたくなります。
載せること自体は構いません。壊れる話ではありません。ただ、出た数は記録に使えません。
理由は、はかりの作られ方にあります。ここは、はっきり決まっています。
家庭用特定計量器は、体重計、調理用はかりなど三種類の非自動はかりを指します。そのうち体重計は、こう定義されています。
ひょう量が二十キログラムを超え二百キログラム以下であって、専ら体重の計量に使用するもの。
二つのことが書かれています。一つは、下の端が二十キログラムを超えるところにあること。もう一つは、体重を量るためのものだということです。
器は、たいてい一キログラム前後です。定義の下の端より、ずっと軽いところにあります。
では、どれくらいずれるのか。ここを調べたのですが、公開資料では確認できませんでした。
家庭用の計量器については、ひょう量、目量、精度等級の分類という枠で扱われています。ただ、器のような軽い重さでの許容の幅は見つかっていません。
つまり、ずれの大きさが分からないまま使うことになります。 だから、数として持てません。
では何を使うか。調理用のはかりです。 家庭用特定計量器には、こちらも含まれています。
軽い重さを量るのは、調理用はかりの役目です。器も、フードも、砂も、この範囲に入ります。
選ぶときは、家庭用の表示があるものにしてください。家庭用特定計量器は、製造または輸入した事業者が自ら技術の基準に合っていることを確認して、いわゆる丸正マークを表示して販売することになっています。
取引用のはかりに必要な都道府県の検定証印とは、仕組みが違います。家庭で使うぶんには、丸正マークのほうを見てください。
なお、家庭用の表示が付されている計量器に限って、無料で精度の確認を行っている計量検定所もあります。気になるときは、お住まいの自治体に聞いてみてください。
うちの子の食べる量を重さで持ちたいなら、同じはかりで続けることがいちばん大事です。 はかりを替えると、前の数と比べられなくなります。
判断軸は4つ。何のために量るか、ひょう量、丸正マーク、続けられるか
- 何のために量るか:記録に使うのか、おおよそを知りたいだけか
- ひょう量:量りたい重さが、そのはかりの範囲に入っているか
- 丸正マーク:家庭用の表示があるか
- 続けられるか:同じはかりで、同じ場所で続けられるか
一つめで、体重計でよいかが決まります。おおよそを知りたいだけなら、載せて構いません。
記録に使うなら、調理用のはかりに替えてください。あとで比べるものは、数として持てる必要があります。
二つめは、はかりの表示を見れば分かります。範囲の下の端より軽いなら、別のものを使ってください。
四つめがいちばん効きます。同じはかりで、同じ平らな場所に置いて量る。 これだけで、前の数と比べられます。
四つを覚えておけば、量るたびに迷いません。
はかりを選ぶときに見るところ
おおよそでよいなら、家にあるもので足ります。記録に使うなら、調理用のものを一つ用意してください。

家庭用の表示
丸正マークのあるものを選びます。製造または輸入した事業者が、技術の基準に合っていることを確認した印です。
載る面の広さ
器がそのまま載る広さがあるかを見ます。はみ出すと、載せ方で数が変わります。
風袋を引ける形
器を載せてから、中身だけを量れる形が扱いやすいです。引き算をしなくて済みます。
うちの子の食事のためのものと、料理のためのものを分けると、置き場所で迷いません。 同じものを使い回すと、どこに置いたか探すことになります。
買う前に、量りたいものの重さと、器の大きさを確かめておくと選びやすくなります。
購入先
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うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと
やらないほうがよいこと
- 体重計で出た数を、記録に使う。 専ら体重の計量に使用するものとして定義されています
- はかりを替えて、前の数と比べる。 同じはかりで続けてください
- やわらかい床の上で量る。 置いた面で数が変わります。平らで硬い場所にしてください
- 器ごと載せて、中身の量を推す。 風袋を引ける形のはかりを使ってください
- 家庭用の表示を確かめずに買う。 丸正マークのあるものを選んでください
多いのは一つめです。数字が出るので、使える気がします。
ただ、どれくらいずれるかが分からないので、比べる相手になりません。おおよそを知る用に留めてください。
二つめは、買い替えたときに起こります。前のはかりの数は、そこで使えなくなります。替えた日を書いておいてください。
三つめは、見落としやすいところです。敷物の上では数が変わります。
もう一つ、うちの子を抱いて体重計に載り、自分の重さを引く形があります。うちの子の体のことは、動物病院で量ってもらうほうが確かです。 家のはかりは、器とフードのためのものにしてください。
あなたの場合、次にすること

一つめで、今日の判断は終わります。おおよそでよいなら、何も買わずに済みます。
四つめと五つめは、記録に使うときに効いてきます。場所とノートを決めておくと、続きます。
うちの子の体重そのものは、動物病院で量ってもらってください。家のはかりは、器とフードのためのものです。
詰まりを突いて通したくなったら
抜き方を、突かずに上から抜く形にまとめました。
重さで持ちたいと思ったのは、目で見るより確かだからです。その考え方は正しいので、使うはかりだけ合わせてください。
調理用のものを一つ決めておけば、器もフードも砂も、同じ数で持てます。
よくある質問
体重計で量ってはいけないのですか。
載せること自体は構いませんが、出た数は記録に使えません。 家庭用の体重計は、ひょう量が二十キログラムを超え二百キログラム以下であって、専ら体重の計量に使用するものと定義されています。器のような軽いものは、その範囲の下の端に寄ります。
どれくらいずれるのですか。
具体的な数値は、公開資料では確認できませんでした。 家庭用の計量器については、ひょう量、目量、精度等級の分類という枠で扱われていますが、器のような軽い重さでの許容の幅は見つかっていません。だから、ずれの大きさが分からないまま使うことになります。
では何を使いますか。
調理用のはかりです。 家庭用特定計量器には、体重計と調理用はかりなどが含まれています。軽い重さを量るのは、こちらの役目です。
どんなはかりを選びますか。
家庭用の表示があるものを選んでください。 家庭用特定計量器は、製造または輸入した事業者が自ら技術の基準に合っていることを確認して、いわゆる丸正マークを表示して販売することになっています。
この記事は、人用の体重計で器の重さを量ってよいかの判断を整理したものです。家庭用特定計量器が体重計、調理用はかりなど三種類の非自動はかりを指すこと、体重計がひょう量が二十キログラムを超え二百キログラム以下であって専ら体重の計量に使用するものと定義されていること、家庭用特定計量器は製造事業者または輸入事業者が自ら技術基準への適合性を確認していわゆる丸正マークを表示して販売しなければならないこと、取引用のはかりに必要な都道府県の検定証印とは仕組みが異なることは、いずれも自治体の計量についての案内に書かれているものです。家庭用の体重計について計量法施行規則の器差への適合状況が調べられていること、ひょう量、目量、精度等級の分類という枠で扱われていることは、経済産業省の試買調査の資料によるものです。家庭用の表示が付されている計量器に限り無料で精度確認を行っている計量検定所もあります。目量の具体的な数値や、器のような軽い重さでの許容の幅は、公開資料では確認できなかったため、本文では数値を挙げていません。
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