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落とすのは回数ではなく、自分の手数です

室内で休んでいる人

やることを増やしすぎて、続かなくなった週。何から減らせばよいのかが分かりません。

落とすのは、うちの子に届く回数ではなく、自分がやっている手順の数です。

この記事では、落とす順番を書きます。

目次

結論:届くものは落とさず、自分の手順から落とします

この記事の結論

食事と水は落とさないでください。ここは手数ではなく、届くものです。

落とすのは、記録、見た目のための掃除、置き直し、調べものの順です。

一度に全部やめず、一週間だけ止める形にしてください。

止めたものは、書いておいてください。戻すときに思い出せます。

室内で休んでいる人
落とすのは、自分がやっている手順の数です。

世話の手順は、気づかないうちに増えます。良くしようとして足したものが、そのまま毎日になります。

疲れた週にやることは、減らす順番を決めるだけです。考える順番がないと、いちばん大事なところから減ってしまいます。

まず、落とさないものを先に決めます。食事と水です。

量と回数については、公開されている資料があります。農林水産省が公開しているペットフードの表示に関するチェックシートでは、公正競争規約により、義務の5項目以外に目的、内容量、給与方法、成分も表示することになっているとされています。

同じ資料の例示では、成犬体重1キログラムあたりの1日の目安量を書き、1日の給与量を2回以上に分けて与えるよう示す形式が載っています。

環境省も「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」を公開していて、平成30年8月に改訂されています。章立てに「1-3 フードの与え方」があります。

つまり、回数は手数ではなく、与え方の側に属します。 ここを減らす話にしないでください。

では、何から落とすか。優先順位の考え方は、災害の備えの資料が参考になります。鎌倉市の資料では、備蓄品を持ち出す優先順位が示されていて、動物の健康や命にかかわるものを先頭に置く形になっています。

この順番を、毎日の世話にも当てられます。届くものが先、自分の都合は後。 落とすのは後ろからです。

落とす順番

一つめは記録です。毎日書いていたものを、週に一度に落とします。書かない日があっても、量と時刻が変わらなければ困りません。

二つめは見た目のための掃除です。器のまわりを毎回拭いていたなら、一日一回に落とします。食べる場所が濡れていないかだけ見てください。

三つめは置き直しです。向きを整えたり、位置を合わせたりしていたなら、週末だけにします。

四つめは調べものです。新しい道具や方法を探す時間は、疲れている週に向きません。

ここまで落としても、うちの子に届くものは変わりません。変わるのは、自分がやっている回数だけです。

一週間だけと決めて、止めたものを書いてください。戻すときに、何を止めたか思い出せます。

体調のことや、食べ方が変わったように見えるときは、手数の話とは分けて、動物病院に相談してください。

判断軸は4つ。届くか、毎日か、戻せるか、書いたか

  • 届くか:うちの子に直接届くものか、自分の都合のものか
  • 毎日か:毎日やっているか。毎日のものほど、落とすと効きます
  • 戻せるか:一週間止めても、元に戻せるか
  • 書いたか:止めたものを書いたか。書いていないと戻せません
戸口で待っている犬
届くものは落としません。

一つめで、落とすかどうかがほぼ決まります。届くものは落としません。

二つめは、効きの大きさです。週に一度のものを落としても、楽になりません。

三つめは、安心して止めるための軸です。戻せないものは止めないでください。

四つめは、翌週のための準備です。一行でよいので残してください。

落とさないもの

ここは手数ではありません

  • 一日の食事の回数。 1日の給与量を2回以上に分けて与えるよう示す形式が、表示の例として載っています
  • 一回の量。 表示の目安から決めたものを、疲れたからといって変えないでください
  • 水。 足す回数ではなく、切れない形を保ってください
  • 薬や療養食があるなら、その回。 ここは動物病院の話です
  • 動物病院に行く予定。 延ばすかどうかは、こちらで決める話ではありません

この五つは、落とす候補に入れないでください。残りのところで十分に軽くなります。

もし、この五つが重くて続かないなら、手数の話ではありません。人に頼る段階です。

家族や預け先に渡せるなら、渡してください。渡すときは、量ではなく触る順番を書いて渡すほうが伝わります。

うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと

やらないほうがよいこと

  • 回数を減らして様子を見る。 回数は与え方の側に属します
  • 全部を一度にやめる。 戻せなくなります
  • 止めたものを書かない。 翌週に何を戻すか分からなくなります
  • 疲れている週に新しい道具を探す。 判断がいちばん重い作業です
  • 一週間と決めずに止める。 そのまま戻らないことがあります

多いのは一つめです。いちばん手数が大きく見えるので、そこに手が伸びます。

四つめは、意外と多いところです。楽になる道具を探す時間が、その週をさらに重くします。

五つめは、あとで気づきます。期限を決めておくと、戻る日が来ます。

あなたの場合、次にすること

今週やること

  • いまやっている手順を、紙に全部書き出す
  • うちの子に直接届くものに、印をつける
  • 印のないものから、記録・見た目の掃除・置き直し・調べものの順に止める
  • 止めたものを一行で書いて、一週間後の日付を添える
  • 一週間後に、戻すものを選び直す
壁に掛けたカレンダー
一週間と決めて、止めたものを書いておきます。

書き出してみると、思っていたより多いことがあります。そこを後ろから削るだけで、届くものは変わりません。

体調のことや、食べ方が変わったように見えるときは、動物病院に相談してください。

運ぶ回数が重いなら

水の置き場所を見直すかは、運ぶ回数が続くかで決める形にまとめました。

よくある質問

食事の回数を減らしてよいですか。

回数は手数ではありません。 表示の例として、1日の給与量を2回以上に分けて与えるよう示す形式が載っています。回数は与え方の側に属するので、落とす候補に入れないでください。

何から落とせばよいですか。

記録、見た目のための掃除、置き直し、調べものの順です。 どれもうちの子に直接届くものではありません。

どのくらい止めてよいですか。

一週間と決めて止めてください。 期限を決めずに止めると、そのまま戻らないことがあります。

それでも続かないときは。

手数の話ではなく、人に頼る段階です。 家族や預け先に渡せるなら渡してください。渡すときは、量ではなく触る順番を書くほうが伝わります。

この記事は、世話をやりすぎて疲れた週に何を落とすかを整理したものです。公正競争規約では義務の5項目以外に目的、内容量、給与方法、成分も表示することになっているとされている点、例示として成犬体重1キログラムあたりの1日の目安量を書き1日の給与量を2回以上に分けて与えるよう示す形式が載っている点は、農林水産省が公開しているペットフードの表示に関するチェックシートに挙げられています。環境省が「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」を公開し平成30年8月に改訂していること、章立てに「1-3 フードの与え方」があることは、環境省の公開資料によります。備蓄品を持ち出す優先順位が示され動物の健康や命にかかわるものを先頭に置く形になっている点は鎌倉市の資料に挙げられており、本記事では毎日の世話の優先順位の考え方として参照しています。食事の量や回数、薬や療養食、体調に関わることは、動物病院にご相談ください。

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