新しいものを買おうとして、置く場所を思い浮かべたところで手が止まった。 棚はもういっぱいで、でも中のどれを手放せばいいかは分からない。そういう場面のための記事です。
手放すものを決めるのに、思い出や値段を持ち出さなくて大丈夫です。 見るのは「最後に使った日」と「同じ役目のものが何個あるか」の二つだけです。この二つなら、うちの子との時間を否定しないまま決められます。
結論:置き場所を一つ空けてから買います
この記事の結論
買う前に、同じ棚から一つ出します。
選ぶ基準は、最後に使った日と、同じ役目のものの数です。
出したものを、その場で捨てなくて大丈夫です。
判断がつかないものは、期限を決めて別の場所に置きます。

買い足しがつらくなるのは、買うことそのものではなく、置き場所が決まらないことからです。置けない状態で増えると、どこに何があるか分からなくなり、同じものをもう一度買うという一番もったいないことが起こります。
だから、順番を入れ替えます。買ってから場所を探すのではなく、場所を空けてから買う。 これだけで、増え方が変わります。
収納そのものの考え方は収納のまとめ方にあります。この記事は、その手前の「減らす一つ」を決めるところだけを扱います。
空ける場所は、買うものと同じ棚にしてください。 別の部屋の物置を空けても、買ったものの居場所は決まりません。同じ棚の中で入れ替えることに意味があります。
判断軸は2つ。最後に使った日と、同じ役目の数
| 状態 | 手放してよい | まだ持っておく |
|---|---|---|
| ここ一年使っていない | 同じ役目の予備がある | 季節ものでこれから使う |
| 同じ役目が三つ以上 | いちばん使わない一つ | 大きさが違って使い分けている |
| うちの子が使わなかった | 代わりが定着している | まだ試している途中 |
| 部品が欠けている | 本体を買い替えた | 部品を単品で買える |
| 説明書が無い | 型番も分からない | 型番が本体に残っている |
左の状態と、右のどちらに当てはまるかを見ます。真ん中に寄るなら手放せます。

「うちの子が使わなかったもの」は、いちばん手放しにくい一群です。 選ぶときに時間をかけた記憶があるからです。ただ、使わなかったという結果は、選び方が悪かったという意味ではありません。 その子に合わなかった、それだけのことです。
合わなかったものを手元に置いておくと、次に同じ種類を選ぶときに迷いが増えます。手放すことは、次の選択を軽くすることでもあります。
どうしても迷うときは買ったのに使わないものの見直しを先に読んでください。判断の順番だけを扱っています。
数えるときは、種類ではなく役目で数えます。 形が違っても、同じ場面で使うものは同じ一つです。逆に、見た目がそっくりでも使い分けているなら二つと数えます。
手放し方には段階があります。捨てるのは最後です
箱に入れないでください、というのがこの手順の要です。 箱に入れた瞬間、判断は先送りになります。床に並べて見えている状態でしか、決められません。
譲るときに確認しておくことは譲る前に確認することにまとめました。うちの子が使っていたものは、次の子のところでも使われます。 そこまで見えていると、手放すことが減らすことではなくなります。
買い替えの下取りや処分の窓口については買い替え・下取り・処分にあります。窓口があるものは、家庭のごみに出す前に一度調べる価値があります。
期限は、長くても一か月で十分です。 それ以上置いても、判断が変わることはほとんどありません。むしろ、袋の存在そのものを忘れます。
この決め方が通じにくい場面
当てはまらないとき
- 多頭でお住まいの場合。 同じ役目が複数あるのは重複ではありません。頭数で数えてください。
- 季節で入れ替えているものの場合。 使っていない期間があるのは当たり前です。
- 災害のときの備えとして置いているもの。 使っていないことが良い状態です。
- 家族の誰かが使っているものの場合。 自分だけで決めないでください。
- うちの子が気に入っているもの。 使用頻度では測れません。
最後の一つは、線を引くところが難しい項目です。ぼろぼろに見えても、その子にとっては替えのきかないものがあります。 そういうものは、この記事の基準の外に置いてください。基準は道具のためのもので、その子の居場所のためのものではありません。
家族と分担しているものについては家族で分担するときの決め方を見てください。片づけの手前で相談が要る場面があります。
備えとして置いているものは、置いていること自体に意味があります。 使っていないから手放す、を機械的に当てないでください。
当てはまる項目があったら、その棚はいったん飛ばしてください。 無理に一つ出そうとすると、いちばん使っているものを手放すことになります。
あなたの場合。次にすること
- 買う予定が決まっているなら、今日そのぶんの場所を一つ空けます。
- 何を出すか決まらないなら、同じ役目のものを数えるところから始めます。
- 数えても同じくらい使っているなら、その棚は減らさなくて大丈夫です。別の棚を見ます。
- 迷うものが多いなら、期限つきの袋を一つ作ります。中身を見ないと決めた日から始まります。
- そもそも何があるか分からないなら、買うのを一日遅らせて、棚の中身を写真に撮ってください。

写真に撮るのは、同じものを二度買わないためにいちばん効く方法です。買い物の途中でも見返せます。撮り方は写真で記録を残す方法にまとめました。
手放すことを目的にしないでください。 この記事が目指しているのは、うちの子に必要なものが、必要なときにすぐ手の届く場所にある状態です。空けるのは、そのための手段です。
一日で終わらせようとしないでください。 棚一つぶんを見るだけで、その日はもう十分です。買う予定があるなら、その棚だけを先に見ればいいのです。
よくある質問
まだ使えるものを手放すのは、もったいなくないですか。
使う場面が来ないまま置いておくほうが、結果として使われません。 譲る、下取りに出す、引き取りの窓口を使う、といった道があります。捨てるのは最後の選択肢です。
うちの子が使わなかったおもちゃや器も手放してよいですか。
代わりのものが定着しているなら手放せます。 まだ試している途中なら残してください。合わなかったという結果は、選び方が悪かったという意味ではありません。次に選ぶときの手がかりとして、理由だけ書き残しておくと役に立ちます。
家族が反対しています。
自分だけで決めないでください。 誰が使っているか分からないものは、いったん残します。話の進め方は家族が反対しているときの進め方にまとめました。片づけは、家の中の合意のほうが先です。
この記事は、ペット用品を買い足す前に手放すものの決め方を整理したものです。処分や引き取りの方法はお住まいの自治体と製造元によって違うため、実際に手放すときは各窓口の案内をご確認ください。
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