本体の縁からのぞくと、下の隙間にうっすら砂が入っている。 動かすのは重いし、動かしたら砂が広がりそうで手が出せない。そういう場面のための記事です。
先に一つだけ。本体を動かす前に、電源を抜いて、引き出しの中身を出してください。 ここを飛ばすと、重いまま動かすことになり、こぼれる量も増えます。この記事では、動かす順番と、そもそも下に入りこませない置き方までをまとめます。
結論:軽くしてから動かします。持ち上げるのは最後の手です
この記事の結論
電源を抜き、引き出しと砂を出して、軽くしてから動かします。
持ち上げるより、まっすぐ滑らせるほうが床にやさしくなります。
下の砂は、掃いてから吸います。
戻す前に、床の状態を見ておいてください。

本体の下に砂が入るのは、掃除のときに掃き寄せた粒が、隙間へ逃げるからです。うちの子が飛び散らせた分だけではありません。だから、掃除のたびに少しずつ増えていきます。
重いまま動かすと、床にも本体にも負担がかかります。 引き出しと砂を出すだけで、扱いはかなり楽になります。ここを先にやるかどうかで、この作業の難しさが決まります。
本体そのものの掃除は本体の掃除と分解の手順にまとめました。この記事は、本体の外側、床との隙間だけを扱います。
下に入った砂を放っておくと、動かしたときに一度に出てきます。 少しずつでも減らしておくほうが、その日の掃除が短く終わります。ただし、それは「動かす回数を増やす」という意味ではありません。回数ではなく、掃く向きで減らします。
うちの子は、本体が動くのをよく見ています。 戻したあと、しばらく近づかない子もいます。作業のあとは、いつもの場所に戻っていることが分かるように、静かにしておいてあげてください。
判断軸は4つ。重さ、床の材質、隙間の高さ、動かせる向き
| 条件 | 滑らせる | 持ち上げる |
|---|---|---|
| 重さ | 軽くできる | 外せる部品が少ない |
| 床の材質 | クッション床や板 | 畳や毛足のある敷物 |
| 隙間の高さ | 低い | 指が入るくらいある |
| 動かせる向き | 前後に空いている | 壁に囲まれている |
| 人手 | ひとり | ふたり以上 |
持ち上げるのは、ふたりで持てるときだけにしてください。

畳や毛足のある敷物の上では、滑らせないでください。 目に沿って動かしても、砂を巻き込みながら進みます。この場合はふたりで持ち上げるほうが結果が読めます。
壁に囲まれた置き方だと、そもそも動かす向きがありません。 そういう場所に置いているなら、この作業のたびに苦労することになります。置き場所そのものを見直すほうが早い場合があります。リビングに置くかどうかの判断が近い話です。
本体の重さは機種によってかなり違います。買う前に見ておく項目でもあるので、本体の重さと動かしやすさにまとめました。
ひとりで持ち上げられるかどうかは、実際に少し持ち上げてみれば分かります。 迷ったらやめてください。落とすと、本体より床のほうが先に傷みます。
手順。軽くして、動かして、掃いて、吸います
五番目の「回さない」が要です。 回すと、脚の下の砂を引きずって、床に細かい傷が残ります。まっすぐ引くほうが、砂の逃げ道も一方向に決まります。
掃くのを先にするのは、大きい粒を吸うと掃除機の側が傷むからです。集め方はこぼれた猫砂の集め方に、吸ってよいかは掃除機で吸ってよいかにまとめました。
床が乾いてから戻すのも守ってください。濡れたまま重いものを載せると、跡が残ることがあります。床の傷みはトイレ周りの床の傷への対策にまとめています。
中の砂を移す容器は、口の広いものにしてください。 細い口だと、戻すときに周りへこぼれます。移す作業でこぼしてしまうと、下の砂を取る意味が半分になります。
本体を戻す位置は、動かす前に印をつけておくと迷いません。 貼ってはがせるテープを床に少し貼るだけで十分です。位置が変わると、排気の向きや扉の開き方まで変わります。
この手順が通じにくい場面、避けたいこと
当てはまらないとき・避けたいこと
- 通電したまま動かすこと。 動作の途中で位置が変わると、止まることがあります。
- 中身を入れたまま持ち上げること。 重さも、こぼれる量も変わります。
- うちの子がそばにいる状態で始めること。 音と動きに驚きます。
- 隙間に細い棒を差し込んで、かき出すこと。 底の部品に当たることがあります。
- 毎週やろうとすること。 動かす回数が多いほど、床への負担も増えます。
最後の一つは意外に大事です。 下の砂は、月に一度でも十分に間に合います。気になるたびに動かしていると、掃除のためのはずが、床のほうを削ることになります。
隙間へ棒を入れるのも避けてください。底には、排気や配線に関わる部品が出ていることがあります。 見えないところを手探りで触るのは、この機械ではやめておくほうが落ち着きます。
それから、動かしたあとに動作が変わったときは、位置ではなく設置の状態を見てください。 段差や傾きが原因のことがあります。設置の段差への対策にまとめました。
動かせない置き方をしているなら、それ自体が見直しの合図です。 掃除できない場所は、いずれ別の問題を呼びます。
あなたの場合。次にすること
- 板やクッション床なら、軽くしてから、まっすぐ滑らせてください。
- 畳や敷物の上なら、ふたりで持ち上げます。ひとりでは無理をしないでください。
- 壁に囲まれているなら、動かす向きを作るところからです。
- 隙間が低くて手が入らないなら、動かす以外の方法はありません。
- 入りこむのが早いなら、掃くときの向きを変えると減ります。

最後の一つが、いちばん効く予防です。 本体のほうへ掃き寄せると、隙間へ逃げます。外へ向かって掃けば、下には入りません。掃除の向きを変えるだけで、この作業の回数が減ります。
うちの子が毎日使う場所を、床まできれいにしておきたい気持ちはよく分かります。ただ、動かす回数は少ないほうが、その場所は長く保てます。 月に一度と決めてしまうのが、いちばん落ち着きます。
よくある質問
本体を動かすと、設定は消えますか。
電源を抜いただけで消えるかどうかは機種によります。 時刻を保つ仕組みがあるものは残ります。心配なら、抜く前に設定の画面を写真に撮っておいてください。戻すときに見ながらできます。
隙間から掃除機のノズルだけ差し込んではいけませんか。
細いノズルを浅く入れるくらいなら問題になりにくいですが、奥まで押し込まないでください。 底に部品が出ていることがあります。見えない範囲を吸うより、動かして見えるようにするほうが確実です。
どれくらいの頻度でやればよいですか。
月に一度で足ります。 砂の全替えと同じ日にすると忘れにくくなります。毎週動かすと、床のほうが先に傷みます。
この記事は、自動猫トイレの本体の下に入りこんだ砂の取り方を整理したものです。本体の重さや外せる部品、底の構造は機種によって違うため、最終的な確認はお使いの製品の取扱説明書とメーカーの公式情報でお願いします。排泄の様子や回数に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
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