入口があるのに、縁に手をかけて上から入ろうとする。どこか具合が悪いのかと気になります。
上を止める前に、入口が通りにくい理由を探してください。多くは、通りにくさへの答えです。
この記事では、入口のどこを見るかと、通りやすくする順番を書きます。
結論:入口の通りにくさを先に見ます
この記事の結論
上から入る形のトイレは、製品としてあります。行動そのものは変ではありません。
ただ、入口があるのに上を選ぶなら、入口に通りにくさが残っています。
自動のものでは、乗る位置が変わると機械が受け取るものも変わります。説明書を一度読んでください。
だから、上をふさぐのではなく、入口を通りやすくしてください。

上から入ろうとする姿を見ると、どこか具合が悪いのかと思います。その心配は分かります。
まず、落ち着けることを一つ書きます。上から入る形のトイレは、製品として売られています。
砂をいっぱい入れても飛び散りが少なく、掃除もしやすいという利点が紹介されています。つまり、上から入ることそれ自体は、おかしな入り方ではありません。
では、何を見るか。入口があるのに上を選んでいる、という点です。
道が二つあって、わざわざ高いほうを選んでいます。多くは、低いほうに通りにくさがあるからです。
通りにくさは、三つに分かれます。入口の高さ、入口の幅、そしてカバーです。
入口の高さや全体の広さが体格に合うかは、大事なところとして挙げられています。合わなければ、またぐのに力が要ります。
カバー付きのトイレについては、狭い面積のうえにカバーまであると動きにくく、猫によっては居心地が悪いと指摘されています。
入口から顔を出して、縁に手をかけて踏ん張るような様子があるときは、カバーを外すなどの対応が勧められています。上から入ろうとする姿も、この近くにあります。
次に、自動のものならではの話です。乗る位置が変わると、機械が受け取るものも変わることがあります。
使用対象の体重の範囲が取扱説明書に書かれている機種があります。重さで受け取る形なら、乗る場所が変われば受け取り方も変わります。
ここは機種ごとに違うので、断定できません。お使いの機種の説明書を、一度だけ読んでください。 読めば分かります。
そのうえで手当てです。やることは一つで、入口を通りやすくすることです。
カバーを外す、段差の前に踏み台を置く、入口の向きを変える。どれも、今日できます。
上をふさぐのは最後まで選ばないでください。 二つあった道が一つ減るだけで、通りにくさは残ります。
判断軸は4つ。高さ、幅、カバー、出るときの道
- 高さ:入口の下端が、その子の足の付け根より高くないか
- 幅:体の幅に対して、入口が狭くないか
- カバー:カバーや扉が付いていて、中が狭くなっていないか
- 出るときの道:出るときも上からか、出るときだけ入口を使うか
一つめと二つめは、入るところを一度見れば分かります。またぐときに体を持ち上げているなら、高さです。
三つめは、外せるなら一度外してみてください。それで入口から入るようになるなら、答えが出ます。
四つめがいちばん手がかりになります。出るときだけ入口を使うなら、入るときの助走が取れていません。
入口の前に物が置かれていて、立ち止まる場所が無いことがあります。その場合は、床の側を片づけるだけで戻ります。
四つを順に見れば、どこを変えるかが決まります。トイレを買い替える段には、まだ行きません。
入口を通りやすくする順番
お金のかからない順に試します。上から三つめまでで、たいてい収まります。

カバーや扉を外す
外せる形なら、まず外します。中の広さが変わるので、入口から入っても窮屈ではなくなります。
入口の前を空ける
入口の前に五十センチほど、何も置かない場所を作ります。立ち止まって向きを変える場所です。
踏み台を置く
入口の下端が高いなら、前に一段置きます。段差が二つに分かれて、持ち上げる高さが半分になります。
ここまでで戻らないときに、はじめて形そのものを考えます。上から入る形の製品に替える、という選び方もあります。
数についても、一度だけ見てください。猫の頭数に一つ足した数が目安として紹介されています。足りていないと、入り方そのものが急ぐ形になります。
うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと
やらないほうがよいこと
- 上から入れないように、ふたや板を載せる。 通りにくさが残ったまま、道が一つ減ります
- 縁に物を置いて、乗れないようにする。 動く部分の上に物が載ることがあります
- 上から入ったことを叱る。 トイレそのものを避けることにつながる場合があります
- 上から入る形だと決めて、砂を増やす。 深さの話と、入口の話は別です
- 台を足して、縁をもっと登りやすくする。 入口は通りにくいままです
多いのは一つめです。上を止めれば入口を使う、と思えてしまいます。
ただ、入口が通りにくいままなら、使うのは別の場所になります。床や部屋の隅でしてしまうほうが、あとが大変です。
三つめは、いちばん残ります。トイレの場所で叱られた記憶は、その場所ごと避ける形になることがあります。
五つめは、良さそうに見えて逆向きです。上を楽にすると、入口を通る理由がますます無くなります。
もう一つ、入り方が変わった日を気にせず様子を見続ける形があります。入り方の変化は体の調子の合図でもあります。続くときは動物病院に相談してください。
あなたの場合、次にすること

一つめと二つめで、理由がほとんど分かります。三つめと四つめが、今日できる手当てです。
三日ほど様子を見て、入口から入るようになれば終わりです。戻らないときに、踏み台と形の話に進みます。
入り方が急に変わったときや、ほかの様子に気になる変化があるときは、器具の話にせず、かかりつけの動物病院にご相談ください。
入口と逃げ道の考え方
ふさいでよいものと、ふさいではいけないものを、隠すのは視線だけという形にまとめました。
上から入るのは、うちの子が自分で通り道を見つけた結果です。止めるより、低いほうを通りやすくするほうが、お互いに楽です。
カバーを外すだけで戻る家がいちばん多いです。お金もかからず、今日で終わります。
よくある質問
上から入るのは、おかしいことですか。
おかしくありません。 上から入る形のトイレは製品として売られていて、砂の飛び散りが少なく掃除がしやすいという利点が紹介されています。その子にとっては、上が入口になっているだけです。
それなら、そのままでよいですか。
自動のものでは、一度確かめてください。 使用対象の体重の範囲が取扱説明書に書かれている機種があります。乗る位置が変わると、機械が受け取るものも変わります。お使いの機種の説明書をご確認ください。
入口のどこを見ますか。
高さと幅、そしてカバーです。 入口の高さが体格に合わないと入りにくくなります。カバー付きは、狭い面積のうえにカバーがあると動きにくく、居心地が悪いことがあると指摘されています。
上から入れないように、ふたをしてよいですか。
向きません。 入口の通りにくさが残ったまま、もう一つの道をふさぐことになります。別の場所でしてしまうことにつながります。
この記事は、自動猫トイレで入口ではなく上から入ろうとするときの扱いを整理したものです。上から入る形のトイレの利点として、砂の飛び散りが少なく掃除がしやすいことが紹介されています。入口の高さや全体の広さが体格に合うかが大事であること、カバー付きのトイレは狭い面積のうえにカバーがあると動きにくく居心地が悪いことがあることも、専門家の記事や使用例として挙げられています。入口から顔を出して縁に手をかけて踏ん張るような様子があるときに、カバーを外すなどの対応が勧められています。トイレの数については、猫の頭数に一つ足した数が目安として紹介されています。使用対象の体重の範囲は取扱説明書に書かれている機種があるため、お使いの機種でご確認ください。入り方が急に変わったときや、ほかの様子に気になる変化があるときは、かかりつけの動物病院にご相談ください。
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