うちは井戸水です。この水を器に入れてよいのかが、ずっと気になっていました。
先に、水質検査の記録を見てください。器の話はそのあとです。
この記事では、検査の中身と、記録が無いときの動き方を書きます。
結論:先に検査の記録。器より前の話です
この記事の結論
井戸水には、検査についての公的な要領があります。
給水を開始しようとするときは、あらかじめ水質基準の項目について検査を行うこととされています。
定期の検査は、一般飲用井戸と業務用飲用井戸について、毎年1回以上とされている例があります。
検査の記録が無いなら、器の話をする前にそこからです。
うちの子に飲ませてよいかは、この記事では判断できません。動物病院に相談してください。

井戸水と水道水の違いは、水の中身が誰かに測られているかどうかです。水道には定期の検査がありますが、井戸は所有している側が測る形になります。
公的な要領があります。飲用井戸等の衛生対策についての要領で、自治体がその内容を掲載しています。
使い始めるときについては、飲用井戸等により給水を開始しようとするときは、あらかじめ、水質基準に関する省令の表に掲げる事項について水質検査を行うこととされています。消毒をしている場合は、消毒の効果についての検査も加わります。
定期の検査についても項目が挙げられています。一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素および亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物、水素イオン濃度、味、臭気、色度、濁度の11項目が基本とされています。
頻度は、一般飲用井戸(専ら自己の居住用に供する住宅のみに供給するものを除く)と業務用飲用井戸について、毎年1回以上とされている例があります。
近年の改正版では、この11項目に加えて、有機溶剤や、新しく加わった化学物質も定期の検査に含まれているとされています。
ただし、要領は自治体ごとに異なる場合があります。 お住まいの地域の保健所や自治体の最新版を確かめてください。
ここまでが水の話です。器の話は、そのあとに来ます。
器に通すかどうかを決める前に、検査の記録があるかを見てください。記録があって、基準に適合しているなら、水道水と同じように扱える前提に立てます。
記録が無い、または何年も測っていないなら、器に通す前に検査のほうを先にしてください。 器のフィルターは濁りや菌を取るために作られていません。
ここははっきり書きます。うちの子に井戸水を飲ませてよいかは、この記事では判断できません。 挙げた要領は、人の飲用についての衛生対策です。うちの子の体のことは、動物病院に相談してください。
器の側でやれることは二つあります。一つは、濁りや色、においが変わった日に通さないこと。もう一つは、洗う間隔を短くすることです。
井戸水は、水道水と成分が違うことがあります。器の中に付くものの出方が変わるので、ふだんより早く汚れが見えることがあります。見えたら洗う、という形にしておくほうが確かです。
判断軸は4つ。記録、頻度、見た目、洗う間隔
- 記録:水質検査の記録が手元にあるか。いつのものか
- 頻度:毎年1回以上という目安に沿っているか
- 見た目:濁り、色、においが変わっていないか
- 洗う間隔:器の中の付き方を見て、間隔を短くしているか

一つめがすべての前に来ます。記録が無ければ、器の話に進めません。
頻度は、要領に挙げられている目安です。地域ごとに違う場合があるので、保健所に確かめてください。
見た目は、毎日見られるところです。変わった日は通さないでください。
洗う間隔は、器の中を見て決めます。日数ではなく、付き方で決めるほうが合います。
記録が無いときの動き方
四つめと五つめを、同じ日に決めてください。通さないと決めただけでは、その日の水が決まりません。
保健所に聞くときは、住宅で自分たちだけが使っている井戸なのか、ほかにも供給しているのかを伝えてください。扱いが分かれます。
結果が出たら、項目ごとに基準と比べられます。読み方が分からないときも、保健所で聞けます。
うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと
やらないほうがよいこと
- 器のフィルターに任せる。 濁りや菌を取るために作られていません
- 水道水と同じ扱いで始める。 井戸は、所有している側が測る形になっています
- 見た目だけで決める。 要領では項目を挙げて検査することとされています
- この記事をうちの子に飲ませてよい根拠にする。 挙げた要領は人の飲用についての衛生対策です
- 記録が古いまま放置する。 毎年1回以上とされている例があります
多いのは一つめです。フィルターがあると、通せば大丈夫に見えてしまいます。
四つめは、この記事でいちばん気をつけたいところです。人向けの案内を、うちの子の判断に当てないでください。
五つめは、使い始めてから年数がたっている家で起きます。測った年を思い出せないなら、測る時期です。
あなたの場合、次にすること

この五つのうち、こちらで今日できるのは一つめだけです。まず記録を探してください。
うちの子に飲ませてよいかは、必ず動物病院に相談してください。
運ぶ回数が重いなら
水の置き場所を見直すかは、運ぶ回数が続くかで決める形にまとめました。
氷を入れるなら
判断を、入れる場所で決める形にまとめました。
よくある質問
井戸水を器に入れてよいですか。
この記事では判断できません。 挙げた要領は人の飲用についての衛生対策です。先に水質検査の記録を確かめ、うちの子に飲ませてよいかは動物病院にご相談ください。
どんな検査が要るのですか。
使い始めるときと、定期の検査があります。 給水を開始しようとするときは水質基準に関する省令の表に掲げる事項について検査を行うこととされ、定期の検査では一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素および亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物、水素イオン濃度、味、臭気、色度、濁度の11項目が基本とされています。
どのくらいの頻度ですか。
毎年1回以上とされている例があります。 一般飲用井戸(専ら自己の居住用に供する住宅のみに供給するものを除く)と業務用飲用井戸についての記載です。要領は自治体ごとに異なる場合があるため、保健所にご確認ください。
器のフィルターがあれば大丈夫ですか。
濁りや菌を取るために作られていません。 記録が無い、または古いときは、器に通す前に検査のほうを先にしてください。
この記事は、井戸水を使っている家で犬の給水器をどう扱うかを整理したものです。飲用井戸等により給水を開始しようとするときはあらかじめ水質基準に関する省令の表の上欄に掲げる事項および消毒を行っている場合においては消毒の効果について水質検査を行うこととされている点、定期検査の基本が一般細菌・大腸菌・亜硝酸態窒素・硝酸態窒素および亜硝酸態窒素・塩化物イオン・有機物・水素イオン濃度・味・臭気・色度・濁度の11項目とされている点、一般飲用井戸(専ら自己の居住用に供する住宅のみに供給するものを除く)と業務用飲用井戸について毎年1回以上の定期検査が求められているとされている点、近年の改正版では11項目に加えて有機溶剤や新たに加わった化学物質が定期検査に含まれているとされている点は、飲用井戸等衛生対策要領について環境省および長野県などの自治体が掲載している資料に挙げられています。要領は自治体ごとに異なる場合があるため、お住まいの地域の保健所や自治体の最新版をご確認ください。これらはいずれも人の飲用についての衛生対策です。うちの子に飲ませてよいかの判断や体のことについては、動物病院にご相談ください。
運営について: 編集方針 / 広告・アフィリエイト表記 / 表示ラベルの意味 / 訂正と更新の方針
コメント