出てくる時刻の前から、鼻先で本体を押している。叱って止めるべきかで迷います。
叱るのは効きません。押しても出ない形にして、出る合図を一つに決めてください。
この記事では、倒れるほうを先に手当てする理由と、合図を一つにそろえる順番を書きます。
結論:押しても出ない形にします
この記事の結論
押して出てきた経験が一度でもあると、押すことに意味が生まれます。
だから、叱るより、押しても出ない形にするほうが効きます。
先に手当てするのは、行動ではなく倒れるほうです。壁際に寄せてください。
ペットが原因の損傷を保証の対象外とする取扱説明書があります。押される前提で置いてください。

鼻先で押している姿を見ると、待ちきれないのだと分かります。食べることを楽しみにしている合図でもあります。
ただ、押されると本体が動きます。動くと倒れます。だから、見ているだけでは済みません。
最初に手当てするのは、行動ではありません。倒れないようにするところです。
自動給餌器の取扱説明書には、本体を水平でガタつきのない安定した場所に設置するよう書かれています。活発なペットがいる場合は、転倒防止のため壁際に置くことが勧められています。
壁に寄せるだけで、押されても後ろに逃げません。これは今日できます。
次に、保証の話です。別のメーカーの取扱説明書は、ペットが本品を引っかいたり、噛んだり、倒したりしないよう飼い主が管理することを求めています。
そのうえで、ペットが原因の損傷は保証の対象外としています。つまり、押される前提で置き方を決めるのは、飼い主の側の仕事になります。
ここまでが、置き方の話です。ここから、押す行動そのものに向き合います。
押すのが続く理由は、たいてい一つです。押して出てきたことがあるからです。
落とし口に残っていた一粒が、押した振動で落ちた。それだけで、押すことと食べ物がつながります。
だから、叱っても止まりません。押せば出るという経験のほうが強く残ります。
効くのは、押しても出ない形にすることです。落とし口に残らないようにして、出る合図を別のものにそろえます。
多くの機種には、出る前に音が鳴る機能があります。音が鳴ってから出る、という順番を毎回そろえてください。
合図が一つに決まると、待つ場所と待つ時間が読めるようになります。 押す必要が薄くなります。
叱らずに済むのが、この順番のいちばんの良さです。うちの子は、楽しみにしているだけです。
判断軸は4つ。押す時刻、倒れやすさ、出た経験、合図
- 押す時刻:出てくる時刻の直前だけか、時刻に関係なく押すか
- 倒れやすさ:壁から離れていないか。床が水平か
- 出た経験:押したときに落ちたことがあるか。落とし口に残っていないか
- 合図:出る前に音が鳴るか。鳴ってから出るまでの間が毎回同じか
一つめで、待っているだけかどうかが分かります。直前だけなら、合図をそろえるだけで収まります。
二つめは、本体を軽く押してみれば分かります。動くなら、壁に寄せてください。
三つめがいちばん大事です。落とし口に一粒でも残っていると、押せば出る形が続きます。
四つめは、一回ぶん見ていれば分かります。音と出るまでの間がばらついていると、読めなくなります。
四つを順に見れば、どこを変えるかが決まります。多くの家では、落とし口と壁際の二つだけです。
押しても出ない形にする順番
上から順に試します。三つめまでで、たいてい収まります。

落とし口を空にする
出たあと、落とし口に残っていないかを見ます。残るなら、器の位置を落ちる真下にそろえてください。
壁に寄せて、押しても動かないようにする
後ろに逃げなくなると、押しても何も変わりません。変わらないことが分かれば、回数は減ります。
音から出るまでの間をそろえる
音が鳴ってから出るまでが毎回同じなら、待つ時間が読めます。設定を一度だけ見直してください。
待つ場所を決めるのも効きます。 器から少し離れた場所に敷いたものを置いて、そこで待つ形にします。
ここまでで変わらないときは、出る回数を増やして一回の量を減らす形があります。待つ時間が短くなります。
うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと
やらないほうがよいこと
- 押したときに、手で出してやる。 押せば出る形を、こちらから確かめることになります
- 本体の上に重しを載せて、動かないようにする。 本体や電源アダプターの上に重い物を載せないよう案内されています
- 鼻を手で押し返す。 食べる場所の近くでのやり取りが増えます
- 倒れたあと、見た目だけ確かめて使う。 穴やヒビがあれば使用を中止するよう案内されています
- 壁から離れた場所のまま、様子を見続ける。 活発な子がいる家では、壁際が勧められています
多いのは一つめです。待ちきれない姿を見ると、出してやりたくなります。
ただ、一度出すと、押すことの意味がはっきりします。ここは、出さないほうが早く収まります。
二つめは、その場でできるので選びやすい手です。ただ、上に物を載せないよう求めている案内と逆向きになります。
四つめは、急いでいるときに起こります。立て直して動けば大丈夫に見えますが、割れは中で起きていることがあります。
もう一つ、給餌器を高い台に上げる形があります。押せなくなる代わりに、倒れたときの落ち方が大きくなります。床に置いて壁に寄せるほうが扱いやすいです。
あなたの場合、次にすること

一つめと二つめで、倒れる心配はほとんど消えます。三つめと四つめが、押す行動への手当てです。
三日ほど続けると、押す回数が変わったかが分かります。変わらないときは、出る回数を増やす形を試します。
食べ方や様子に気になる変化があるときは、器具の話にせず、かかりつけの動物病院にご相談ください。
押される音が気になるなら
床から伝わる音の扱いを、床の表面を柔らかくして壁から離すのはその次という形にまとめました。
鼻で押すのは、楽しみにしている合図です。止めるのではなく、押さなくても読める形にしてあげてください。
壁に寄せて、落とし口を空にする。この二つだけで収まる家がいちばん多いです。
前足で器を押さえるなら
見方を、先に器が動いていないかを見る形にまとめました。
よくある質問
叱れば止まりますか。
止まりにくいです。 押して出てきた経験が一度でもあると、押すことに意味が生まれます。叱るのは、出る場所の近くで叱ることにもなります。
まず何から手当てしますか。
倒れないようにするところからです。 自動給餌器の取扱説明書には、水平でガタつきのない安定した場所に置くこと、活発なペットがいる場合は転倒防止のため壁際に置くことが書かれています。
壊れたら直してもらえますか。
説明書を確かめてください。 ペットが本品を引っかいたり、噛んだり、倒したりしないよう飼い主が管理することを求め、ペットが原因の損傷を保証の対象外とする取扱説明書があります。
押しても出ないようにできますか。
出る合図を一つに決めるのが近道です。 音や時刻のように、押すこと以外の合図で出る形にそろえると、押す意味が薄くなります。
この記事は、犬が自動給餌器を出てくる前に鼻で押すときの扱いを整理したものです。水平でガタつきのない安定した場所に置くこと、活発なペットがいる場合に転倒防止のため壁際に置くことは、犬猫用自動給餌器の取扱説明書に書かれている案内です。ペットが引っかいたり噛んだり倒したりしないよう飼い主が管理することを求め、ペットが原因の損傷を保証の対象外とする取扱説明書もあります。本体や電源アダプターの上に重い物を載せないこと、穴やヒビ等の破損が生じた場合に使用を中止することも、別の取扱説明書に書かれています。鼻で押す行動そのものについて書かれた公開資料は確認できなかったため、本文では手順の整理として示しています。食べ方や様子に気になる変化があるときは、かかりつけの動物病院にご相談ください。
運営について: 編集方針 / 広告・アフィリエイト表記 / 表示ラベルの意味 / 訂正と更新の方針
コメント