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よけようとする動きが、きっかけになります

住宅の木の階段

廊下の端、階段の下。空いているから置きたくなる。

置かないでください。問題は器そのものではなく、それをよけようとする動きです。

この記事では、理由と、外す距離を書きます。

目次

結論:上り口と下り口から外します

この記事の結論

階段の上り口と下り口から、一歩ぶんより外に置いてください。

普段は床に置かれていないものをよけようとすることが、事故のきっかけになると公的機関が挙げています。

こぼれた水は、さらに効きます。階段に向かって流れない向きにしてください。

置けないなら、階段から離れた壁ぎわにしてください。

住宅の木の階段
空いているのは、通り道だからです。

階段のそばは、たいてい空いています。だから物を置く場所として選ばれます。

けれど、空いているのは通り道だからです。置けば、そこを通る人が毎回よけることになります。

消費者庁が公開している資料では、普段は床に置かれていない荷物をよけようとすること、暗い中の移動、重い荷物を持って階段を上ることといった、普段との少しの違いが事故のきっかけになると指摘されています。

同じ資料では、床に物を置かないようにし、足を引っかけやすいものをなくすことが挙げられています。階段や玄関の段差には手すりや滑り止めを付けるよう示されています。

場所の統計も出ています。2023年の報告書では、自宅でけがをした、またはしそうになった場所として階段が最も多く、階段では段差で足を踏み外したが最も多いとされています。

つまり、もともと起きやすい場所に、よける理由を足すことになります。

外す距離は、上り口と下り口から一歩ぶんより外です。一歩というのは、足を置く場所のことです。

こぼれた水は、さらに効きます。階段に向かって傾いている床なら、流れる先が段差になります。

器の向きを変えて、流れる先が壁側になるようにしてください。下に敷くものを使うなら、階段側にはみ出さない大きさにします。

うちの子の側から見ても、階段のそばは落ち着いて食べられる場所ではありません。人が通るたびに止まります。

置き場所が無いと感じたときは、階段以外の壁ぎわを探してください。壁ぎわなら、よけるのは片側だけになります。

器を小さくして通せるようにするより、場所を変えるほうが確実です。

置き場所を決めたら、家族にも一度歩いてもらってください。自分が通る道と、ほかの人が通る道は違います。

荷物を持つ日にだけ気をつける形にしないでください。気をつける回数が増えるほど、抜ける日が出ます。

判断軸は4つ。距離、傾き、明るさ、持つもの

上り口と下り口からの距離

一歩ぶんより外にしてください。足を置く場所に器があると、そこでよけます。

床の傾き

こぼれた水が階段に向かって流れるなら、向きを変えてください。下に敷くものは、階段側にはみ出さない大きさにします。

その場所の明るさ

暗い中の移動も、きっかけとして挙げられています。夜に通る場所なら、足元が見えるかを確かめてください。

そこを荷物を持って通るか

通るなら、置かないでください。重い荷物を持って階段を上ることも、きっかけとして挙げられています。

  • 上り口から一歩以内 → 外す
  • 水が階段へ流れる → 向きを変える
  • 夜は暗い → 足元が見える形にする
  • 荷物を持って通る → 置かない

この4つのうち三つは、人の動きの話です。器の性能は関係ありません。

置き場所を変える順番

犬が階段のそばに立っている様子
人が通るたびに、食べるのが止まります。

進める順番

  • 階段の上り口と下り口に立って、足を置く場所を見ます。
  • その一歩ぶんの外側に線を引くつもりで、器の位置を見ます。
  • 入っているなら、動かす先を探します。
  • 階段から離れた壁ぎわを候補にします。
  • その場所で、こぼれた水の流れる先を確かめます。
  • 下に敷くものを置くなら、階段側にはみ出さない大きさにします。
  • 夜に通ってみて、足元が見えるかを確かめます。
  • 動かしたら、うちの子が食べているかを数日見ます。

線を引くつもりで見るのは、目で見ただけでは近さが分かりにくいためです。実際に足を置いてみてください。

動かす先が見つからないときは、食べる時間だけその場所から外す手もあります。食べ終わったら下げる形です。

数日見るのは、場所が変わると食べ方が変わることがあるためです。初日で決めないでください。

うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと

やらないほうがよいこと

  • 階段の上り口や下り口に置くこと。 よける動きが毎回入ります。
  • 器を小さくして通せるようにすること。 よける理由は残ります。
  • こぼれた水が階段へ流れる向きにすること。 段差が濡れます。
  • 夜に足元が見えない場所に置くこと。 暗い中の移動もきっかけとして挙げられています。

よくあるのは、普段は通らないから大丈夫と考える形です。きっかけとして挙げられているのは、まさに普段との違いのほうです。

もう一つは、置いたまま注意して通る形です。注意は毎回続きません。置かないほうが続きます。

階段の下の空間に押し込む形も、避けてください。しゃがんで世話をする位置は、立ち上がるときに頭を打ちます。

うちの子が階段を使う家では、器のそばで行き会う場面も増えます。通り道と重ねないでください。

うまくいかないと感じたときは、足を置く場所から見直してください。目で見るより早く決まります。

掃除のときだけ階段のそばへ寄せる形も、戻し忘れが出ます。寄せる先を、階段から離れた位置に決めておいてください。

あなたの場合、次にすること

床に置かれた犬用の器
足を置く場所から、一歩ぶん外に出します。
  • 階段の上り口と下り口に立って、足を置く場所を見る
  • その一歩ぶんの外に器があるかを確かめる
  • 入っているなら、階段から離れた壁ぎわへ動かす
  • こぼれた水の流れる先が壁側になる向きにする
  • 下に敷くものは、階段側にはみ出さない大きさにする
  • 夜に通って、足元が見えるかを確かめる

音が気になるなら

減らし方は、床の表面を柔らかくする順番にまとめました。

台所に置くか迷うなら

線の引き方は、踏まない位置を先に決める形にまとめました。

玄関に置くかどうかは、落ち着いて飲める場所かで決める形が目安になります。

食べる量や様子に気になる変化があるときは、器の話にせず、かかりつけの動物病院にご相談ください。

コードを踏まれているなら

直し方を、守るより横切らせない形にまとめました。

よくある質問

なぜ階段のそばがよくないのですか。

よけようとする動きが入るからです。 消費者庁が公開している資料では、普段は床に置かれていない荷物をよけようとすることが事故のきっかけになると指摘されています。

どれくらい離せばよいですか。

上り口と下り口から、一歩ぶんより外にしてください。 足を置く場所に器があると、そこでよけることになります。

こぼれた水も関係しますか。

関係します。 階段に向かって流れる向きなら、段差が濡れます。向きを変えて、流れる先が壁側になるようにしてください。

置き場所がほかにありません。

食べる時間だけその場所から外す手があります。 食べ終わったら下げる形です。それも難しいなら、階段から離れた壁ぎわを探してください。

この記事は、犬の給餌器を階段のそばに置かない理由を整理したものです。普段は床に置かれていない荷物をよけようとすること、暗い中の移動、重い荷物を持って階段を上ることが事故のきっかけになると指摘されている点、床に物を置かないようにして足を引っかけやすいものをなくすことと階段や玄関の段差に手すりや滑り止めを付けることが挙げられている点、自宅でけがをしたまたはしそうになった場所として階段が最も多く階段では段差で足を踏み外したが最も多いとされている点は、消費者庁が公開している資料に挙げられています。食べる量や様子に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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