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床にこぼれるのは、器がずれているのではなく水平が出ていないから

器のそばにこぼれた粒

毎回、器の同じ側に粒がこぼれている。器を少し動かしてみても、次の日にはまた同じところに落ちている。 そういう朝のための記事です。

器を動かして直そうとする前に、本体の下を見てください。 落ちる位置がいつも同じ側にずれているなら、器の位置ではなく本体が傾いていることのほうが多いのです。取扱説明書でも、水平を保てる安定した場所で使うことが求められています。この記事では、その確かめ方と直す順番をまとめます。

目次

結論:器ではなく、本体の下を先に見ます

この記事の結論

こぼれる向きが毎回同じなら、傾きを疑ってください。

本体は、水平を保てる安定した場所で使うものです。

器を動かして合わせても、傾きが残れば戻ります。

向きがばらばらなら、傾きではなく粒か落とし口の話です。

器のそばにこぼれた粒
こぼれ方には、たいてい向きがあります

落ちてくる粒は、落とし口から真下へ落ちるだけです。器の位置が悪いのではなく、落とし口の位置が想定とずれているのだと考えると、見るところが変わります。

本体がわずかに傾くだけで、落とし口の真下は横へ動きます。 床の継ぎ目、マットの端、コードの上。どれも本体を数ミリ持ち上げます。数ミリの傾きが、器の外に落ちる差になります。

落ちる位置ではなく食べこぼしの話は置き場所と食べこぼしにまとめました。この記事は、器に入る前にこぼれている場合です。

器を動かして直そうとすると、うまくいったように見える日があります。 そこが厄介なところです。たまたま合っただけなので、次に掃除で動かせば元に戻ります。原因を直していないと、直した実感だけが残ります。

判断軸は4つ。こぼれる向き、本体の下、器の高さ、粒の状態

見るところ 傾きが原因 別の原因
こぼれる向き 毎回同じ側 毎回ちがう
本体の下 マットやコードに乗っている 平らな床に直接
器の高さ 落とし口から遠い 近い
粒の状態 形が残っている 粉が多い
こぼれる量 少しずつ毎回 たまに大きく

左に寄るほど、器ではなく本体の置き方の話になります。

水平器を壁に当てている手元
器より先に、本体の下を見ます

器の高さも効きます。 落とし口から器までが遠いほど、粒は落ちるあいだに散ります。台を使っている場合は、台のぶんだけ近づけられないかを見てください。高さの考え方は設置の高さと台にまとめました。

粉が多いときは、傾きではありません。 粉は落ちるときに舞い、器の外へ散ります。袋の底の扱いは袋の底に残った分をどうするかにまとめています。

たまに大きくこぼれるなら、詰まってから一度に落ちている可能性があります。詰まる原因と対策のほうが近い話です。

こぼれる向きは、床に落ちた粒を見れば分かります。 拾う前に、どちら側に多いかだけ覚えておいてください。毎日拾っているなら、その情報はすでに手元にあります。

直す手順。器を動かすのは最後です

ずれを直す順番

  • 電源を切り、器を外します。
  • 本体の下に何か挟まっていないかを見ます。 マットの端、コード、床の継ぎ目です。
  • 本体を平らな場所へ置き直します。 敷物の上なら、いったん外してください。
  • 器を戻さず、落とし口の真下に白い紙を敷きます。
  • 手動で一回出して、紙のどこに落ちたかを見ます。
  • 落ちた場所の中心に、器の中心が来るように置きます。
  • もう一度手動で出して、器の中に収まるかを確かめます。

紙を敷いて確かめる、というのがこの手順の要です。 器を置いたまま調整すると、粒が器のふちに当たって跳ねるので、本当の落ち場所が分かりません。紙の上なら、そのまま残ります。

三番目で敷物を外すのを迷う方が多いところです。 音を抑えるために敷いているなら、外したくないのは分かります。ただ、敷物は端のほうが厚くなりがちで、そこに乗ると傾きます。 どうしても敷きたいなら、本体より一回り大きいものにして、脚が全部内側に入るようにしてください。

手動で出せる機種なら、この確かめは数分で終わります。 使い分けは手動給餌ボタンの使い分けにまとめました。

紙は白いものにしてください。 粒の色と近いと、どこに落ちたか読み取れません。裏紙で十分です。

一回では判断しないでください。 二回、三回と出してみると、落ちる範囲の広さも見えます。毎回同じ点に落ちるのか、ばらけるのかで、次に見る場所が変わります。

直しても戻る場面と、気をつけたいこと

うまくいかないとき・避けたいこと

  • 本体の下に紙や布を挟んで水平を出すこと。 ずれ直しの原因になります。
  • うちの子が本体を押す場合。 毎回位置が変わります。
  • 掃除のたびに本体を動かす場合。 戻す位置が決まっていないと、また傾きます。
  • 床そのものが傾いている場合。 本体の置き方では直せません。
  • 器が軽くて動く場合。 落ちる位置ではなく、器の側の話です。

戻す位置を決めておくのが、いちばん効きます。 貼ってはがせるテープで床に印を付けておけば、掃除のあとも同じ場所に戻せます。

器が軽くて動くなら、滑り止めを一枚入れてください。 器を替えるより先にできることです。

それから、こぼれた粒をうちの子が床から食べていることがあります。 気になるようなら、床を拭く回数を増やすか、器の下に受けを敷いてください。

床の傾きは、ビー玉を一つ転がしてみると分かります。 一方向へ転がり続けるなら、その部屋では本体の置き方だけでは解けません。置く部屋を変えるほうが早く終わります。

あなたの場合、どうするか

  • こぼれる向きが毎回同じなら、本体の下を見てください。器は最後です。
  • 敷物の上に置いているなら、いったん外して確かめます。
  • 向きがばらばらなら、粒の状態と落とし口を見ます。
  • うちの子が本体を押すなら、床に印を付けて、戻す位置を決めます。
  • 器が軽いなら、滑り止めを先に入れてください。
床の上でくつろぐ猫
置き直したあとは、その子の食べ方も見ておきます

置き直したあとは、うちの子の食べ方も一度見てください。 器の位置が変わると、立つ向きも変わります。前より食べにくそうなら、落ちる位置に合わせすぎているかもしれません。

床を汚さないことと、その子が食べやすいこと。この二つがぶつかったら、食べやすいほうを選んでください。 床はあとから拭けます。

器をずらしてよいか迷うなら

判断は器の位置を少しずらす判断にまとめました。

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選ぶときに確認しておくこと

  • 落とし口の真下に器が収まる作りか。 器が本体と一体なら、この悩みは起きません。
  • 器を外して洗えるか。 一体型でも、外せるかどうかで手入れが変わります。
  • 本体の脚が安定しているか。 四点で支える形は、床の凹凸を拾いやすくなります。
  • 手動で一回出せるか。 置き直しの確認に使えます。
  • 受けのトレーがあるか。 こぼれても床に届きません。

受けのトレーがある形は、この悩みそのものを小さくします。 少し外れても、トレーの中に収まるからです。掃除も、トレーを外して拭くだけで終わります。

仕様は製品ごとに違います。買う前に、メーカーの公式情報で設置の条件をご確認ください。 ここに書いたのは、確認する場所の順番です。

よくある質問

本体の下に紙を挟んで水平を出してもよいですか。

おすすめしません。 動作のたびに少しずつずれて、かえって傾きます。挟むより、平らな場所へ置き直すほうが確実です。床が傾いている場合は、置き場所そのものを変えてください。

器を大きいものに替えれば解決しますか。

こぼれる量は減りますが、原因はそのままです。 傾いたままだと、粒は器のふちに近いところへ落ち続けます。器を替えるのは、本体の置き方を直したあとにしてください。

敷物を使いたいのですが、どうすればよいですか。

本体より一回り大きいものを選んで、脚が全部内側に入るようにしてください。 端に脚が乗ると、そこだけ持ち上がります。厚みのあるものほど、この差が出ます。

この記事は、自動給餌器で落ちてくる位置と器の置き方がずれるときの直し方を整理したものです。設置の条件や外せる部品は機種によって違うため、最終的な確認はお使いの製品の取扱説明書とメーカーの公式情報でお願いします。食べ方や食べる量に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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