MENU

自動給餌器でフードを切り替える。混ぜたまま入れると、割合が守れません

量りながら移す手元。割合は計って決める

フードを替えるときは、急に全部を替えず1週間から10日ほどかけて少しずつ混ぜていく方法が広く案内されています。自動給餌器を使っていると、ここでつまずきます。

タンクに2種類を入れて混ぜても、出てくる割合は思ったとおりになりません。 粒の大きさや形が違うと、下に落ちる速さも変わるからです。この記事では、割合を守りながら切り替える手順をまとめます。

目次

結論:タンクの中では混ぜない

この記事の結論

タンクに2種類を入れないでください。 出てくる割合が読めなくなります。

1回ぶんずつ、器の側で混ぜてください。 そこなら計った割合がそのまま出ます。

タンクは片方だけにしてください。 主にする側を入れます。

粒の大きさが変わる切り替えでは、詰まりも見てください。 別の問題が同時に来ます。

量りながら移す手元。割合は計って決める
割合は、目分量ではなく計って決めます

混ざったものが均一に出てこない理由は、粒が違うからです。 小さい粒は隙間を落ちて先に出ますし、形が違えば引っかかり方も違います。 タンクの上と下で割合が変わっていきます。

うちの子の食べ方によっては、混ぜても選んで食べることがあります。 新しいほうだけ残す、逆に古いほうを残す。器の中で分かれていれば見て分かるので、そこも判断の材料になります。

判断軸は4つ。割合、期間、粒、体調

見る点 何が決まるか 確認のしかた
割合 進み具合 計って混ぜる
期間 1段階の長さ 案内では1週間〜10日ほど
粒の大きさ 詰まりやすさ 手に取って比べる
便の様子 進めてよいか ゆるくなっていないか
食べ残し 選り分けていないか 器の中に残る粒を見る

割合と期間は自分で決め、粒と体調は見て判断します。

食事をする猫。切り替えの速さを決めるのは体調の様子
進める速さを決めるのは、様子のほうです

期間の目安として、1週間から10日ほどをかける方法が案内されています。 割合を段階的に増やしていき、便がゆるくなったら一つ前の段階に戻して数日置くという進め方です。

「粒の大きさ」は自動給餌器では特に効きます。 新しいフードのほうが大きい、厚い、細長いといった場合、切り替えたあとに詰まるようになることがあります。 切り替えと同時に別の問題が来ると、原因が分かりにくくなります。

便の様子や食べ方に気になる変化があるときは、切り替えを止めて、かかりつけの動物病院にご相談ください。 この記事で扱えるのは、機械の使い方までです。

詰まりが出たら

粒の形と粉から見直す手順は自動給餌器が詰まるにまとめました。

切り替えの手順

この順で進めます

  • タンクを空にする。 前のフードの粉も落としておきます。
  • 主にする側だけをタンクに入れる。 最初は今までのフードです。
  • もう一方は器の側で足す。 1回ぶんずつ計って混ぜます。
  • 数日ごとに割合を増やす。 便と食べ残しを見ながら進めます。
  • 半分を超えたらタンクを入れ替える。 主にする側が変わります。
  • 完全に移ったら、タンクをもう一度洗う。 前のフードの油分が残ります。

「半分を超えたらタンクを入れ替える」がこの手順の要点です。 タンクは常に多いほうを入れておき、少ないほうを手で足す形にすれば、割合は計ったとおりになります。

留守のあいだは、タンクから出るぶんだけになります。 手で足せないので、その回はタンク側の割合になると分かったうえで進めてください。留守の多い家では、進む速さがそのぶん鈍ります。

「タンクをもう一度洗う」を最後に入れてください。 前のフードの粉と油分が残ったままだと、新しいフードに移ります。

タンクの洗い方

部位ごとに間隔を分ける考え方は自動給餌器の掃除、部位で分けるにまとめました。

器の側で混ぜる作業は、思ったより短時間で終わります。 1回ぶんを計って足すだけです。面倒なのは、その回に立ち会えるかどうかのほうで、自動給餌器を使っている家では、そこが唯一の制約になります。切り替えの期間だけ、給餌の時刻を在宅している時間に寄せる、という手もあります。

うまくいかない条件と、やってはいけないこと

この点に注意してください

  • タンクの中で混ぜる。 出てくる割合が読めません。
  • 一度に全部を替える。 急な変更は負担になります。
  • 便がゆるくても先に進める。 一つ前の段階に戻してください。
  • 粒の大きさを確かめずに替える。 詰まりが同時に来ます。
  • 切り替えと同時に給餌の回数も変える。 変わった条件が2つになります。

「切り替えと同時に給餌の回数も変える」のは避けてください。 どちらが原因で様子が変わったのか分からなくなります。一度に変えるのは1つだけにしてください。

「便がゆるくても先に進める」のもやめてください。 案内されている進め方でも、ゆるくなったら一つ前に戻して数日置くとされています。予定より遅れても困りません。

新しいフードを受けつけない場合は、無理に続けないでください。 食べないことのほうが問題になります。かかりつけの動物病院にご相談ください。

あなたの場合、どう進めるか

あなたの状況 進め方 理由
在宅が多い 器の側で毎回混ぜる 割合を守れる
留守が多い 段階を長めに取る 手で足せない回がある
粒が大きく変わる 詰まりも同時に見る 別の問題が来る
多頭で1台 器を分ける 個体ごとに進み方が違う
便がゆるくなった 一つ前に戻す 進めない
食べない 止めて相談する 食べないほうが重い

留守の多さで、進められる速さが決まります。

台所の調理台。手で与える回数を挟む日を作る
切り替えの期間だけ、手で与える日を挟む手もあります

「多頭で1台」の場合、器を分けないと個体ごとの進み方が管理できません。 誰がどれだけ新しいほうを食べたか分からないので、切り替えの期間だけでも器を分けてください。

切り替えが終わったら、その日付を控えておいてください。 あとで様子に変化が出たとき、いつ何を替えたかが分かると切り分けが早くなります。

犬の切り替えなら

日数の考え方はフードの銘柄を切り替える日数にまとめました。

二台を別の部屋に置くなら

時間の決め方は二台を別の部屋に置くときにまとめました。

始める前に確認しておくこと

  • 新旧の粒の大きさ。 手に取って比べます。
  • タンクの容量。 何日ぶん入るかを把握します。
  • 留守の予定。 手で足せない日を数えます。
  • 計る道具。 目分量では割合が守れません。
  • 前のフードの残量。 途中で切れると段階が飛びます。
  • 記録の付け方。 日付と割合を1行書きます。

「前のフードの残量」を先に見てください。 途中で切れると、その日から一気に全部が新しいフードになります。 段階を守るには、切り替え終わるまでの量が残っている必要があります。

記録は日付と割合だけで足ります。 便の様子を一言添えておけば、戻すときにどこまで戻ればいいかが分かります。

対応する粒の大きさを確かめるなら

いまのフードで測る手順は自動給餌器の対応粒サイズにまとめました。

回数の分け方から見るなら

1日の量を決めてから割る手順は自動給餌器の回数、どう分ける?にまとめました。

切り替えではなく、二つを続けて使いたい場合は別の形になります。 タンクを分けるか回ごとに入れ替える進め方は銘柄を二つ使い分けるにまとめました。

よくある質問

タンクに2種類のフードを入れて混ぜてもいいですか。

おすすめしません。粒の大きさや形が違うと落ちる速さが変わるため、出てくる割合が思ったとおりになりません。タンクには主にする側だけを入れて、もう一方は器の側で1回ぶんずつ計って足してください。

どのくらいの期間をかけますか。

1週間から10日ほどかけて段階的に割合を増やす方法が案内されています。便がゆるくなった場合は一つ前の段階に戻して数日置いてください。予定より遅れても構いません。

留守が多くて手で足せません。

留守の回はタンク側の割合がそのまま出ます。段階を長めに取って、在宅の日に割合を進める形にしてください。手で足せる回数が少ないぶん、全体の期間は延びます。

この記事は自動給餌器を使いながらフードを切り替える手順を整理したものです。切り替えの期間や割合の進め方は一般に案内されている方法で、適した速さには個体差があります。便や食べ方に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

運営について: 編集方針 / 広告・アフィリエイト表記 / 表示ラベルの意味 / 訂正と更新の方針

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次