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戻すのは箱ではなく、広告に書かれていた条件です

粘着テープで閉じた段ボール箱

届いた給餌器が、置きたい場所に入らない。返せるのか、何を戻せばよいのかで手が止まります。

先に見るのは箱ではなく、買ったページに書かれていた返品の条件です。

この記事では、読む順番と、表示が無いときの扱いを書きます。

目次

結論:先に、広告に書かれていた条件を読みます

この記事の結論

返品の条件が買ったページに書かれていたなら、その条件が優先されます。

返品の可否・条件・送料の負担を広告にわかりやすく表示していない場合は、商品到着の日から8日間以内であれば、送料を買った側が負担して返品できるとされています。

通信販売には、クーリング・オフの制度がありません。

だから、箱を開ける前に条件を読むのが、いちばん効きます。

粘着テープで閉じた段ボール箱
戻すものに箱が含まれていることが多いです。

返品の話は、箱の状態から始めたくなります。けれど、順番は逆です。条件が先です。

通信販売では、返品についての特約を広告にわかりやすく示すことが法律で定められています。2009年12月1日から施行された特定商取引法の改正で、この表示が義務づけられました。

条文では、返品の可否、条件、送料の負担の表示が求められています。この表示が広告に無い場合は、商品到着の日から8日間以内であれば、送料を買った側が負担して返品(契約の解除)ができるとされています。

逆に、返品の条件があらかじめ明示されていた場合は、その条件が優先されます。 「開封後は不可」「未使用に限る」と書かれていれば、そちらが効きます。

ここで押さえておきたいのが、通信販売にはクーリング・オフの制度が無いということです。自治体の消費生活センターも、返品ルールは販売ページで必ず確認するよう呼びかけています。

つまり、「8日間なら必ず返せる」わけではありません。表示が無かったときの受け皿が8日間であって、表示があればその条件になります。

では、何を戻すのか。これも条件に書かれています。多いのは、箱、付属品、説明書、保証書をそろえることです。

だから、サイズが合わないかもしれないと思った時点で、箱を捨てないでください。 開けるときも、切り込みを入れずに済む開け方にしておくと戻しやすくなります。

付属品のうち、量る道具やへらのような小さなものは、置き場所を決めておかないと見つからなくなります。開けた日に、袋ごと一か所へまとめてください。

フードを入れてしまったあとだと、未使用の扱いにならないことがあります。置けるかどうかを先に確かめてから、フードを入れてください。

置けるかどうかは、外寸だけでは決まりません。ふたを開ける高さや、手を入れる余白も要ります。測るのは、置きたい場所の幅と高さと、前に開く余白です。

うちの子の食事をその日どうするかは、別の話として用意しておいてください。返すと決めた日から届くまでのあいだは、手であげる形になります。

判断軸は4つ。表示、日数、状態、送料

  • 表示:買ったページに返品の可否・条件・送料の負担が書かれていたか
  • 日数:表示が無い場合は、商品到着の日から8日間以内かどうか
  • 状態:箱、付属品、説明書、保証書がそろっているか。開封や使用の扱いはどうなっているか
  • 送料:どちらが負担するか。表示が無い場合は買った側の負担とされています
荷物に貼られた伝票
届いた日を示すものが、強い手がかりになります。

表示から入ってください。ここで条件が分かれば、あとの三つは条件に当てるだけになります。

日数は、商品到着の日から数えます。注文した日ではありません。

状態は、写真に撮っておくと話が早く進みます。開ける前と、開けたあとの両方です。

送料は、金額ではなく「どちらが負担するか」を見てください。金額は店ごとに違うので、こちらでは書けません。

戻すときにそろえるもの

箱に戻す順番

  • 買ったページの返品の条件を、画面ごと写真に撮る
  • 本体の型番と、商品が届いた日を書き写す
  • 付属品を全部出して、数をそろえる(量る道具、へら、部品)
  • 説明書と保証書を入れる
  • 外箱に貼られていた伝票の控えを残してから、箱を閉じる

一つめを先にするのは、あとで条件が変わっても手元に残るようにするためです。

三つめは、見落としが出るところです。小さいものほど、別の場所に置いています。

五つめは、問い合わせのときに効きます。届いた日を示すものが、いちばん強い手がかりになります。

うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと

やらないほうがよいこと

  • 箱を捨ててから考える。 戻すものに箱が含まれていることが多いです
  • 8日間なら必ず返せると考える。 表示があれば、その条件が優先されます
  • クーリング・オフで返せると考える。 通信販売には、この制度がありません
  • 置けるか確かめる前にフードを入れる。 未使用の扱いにならないことがあります
  • 条件を読まずに問い合わせる。 聞かれることが条件に書かれています

多いのは一つめです。届いた日に箱だけ片づけてしまいます。

二つめと三つめは、言葉が似ているせいで混ざります。8日間は、表示が無かったときの受け皿です。

四つめは、急いでいるときに起きます。置けるかどうかは、フードを入れる前に決めてください。

あなたの場合、次にすること

今日やること

  • 買ったページを開いて、返品の可否・条件・送料の負担を探す
  • 見つかったら画面ごと写真に撮って、その条件に当てる
  • 見つからなければ、商品が届いた日から8日間以内かを数える
  • 箱と付属品、説明書、保証書をそろえる
  • 条件に書かれた連絡先に連絡する
荷物を開けている様子
切り込みを入れずに開けると、戻しやすくなります。

この順番なら、問い合わせの前に答えが半分出ています。聞くことが少なくなります。

条件が見つからず、店とも連絡が取れないときは、お住まいの消費生活センターに相談できます。

箱をいつまで残すかなら

保証との関係は、保証の期間だけ残せば足りる形にまとめました。

よくある質問

8日間なら必ず返せますか。

表示があれば、その条件が優先されます。 返品の可否・条件・送料の負担を広告にわかりやすく表示していない場合に、商品到着の日から8日間以内であれば送料を買った側が負担して返品できるとされています。

クーリング・オフは使えますか。

通信販売には、この制度がありません。 自治体の消費生活センターも、返品ルールは販売ページで必ず確認するよう呼びかけています。

箱は捨ててしまいました。

条件によります。 戻すものに箱が含まれていることが多いので、サイズが合わないかもしれないと思った時点で捨てないでください。すでに無いときは、連絡の際にその旨を伝えてください。

フードを入れてしまいました。

未使用の扱いにならないことがあります。 置けるかどうかを先に確かめてから入れてください。

この記事は、サイズが合わなかった自動給餌器を返品するときに戻すものを整理したものです。通信販売では返品に関する特約を広告にわかりやすく示すことが法律で定められているとされている点、返品に関する特約を広告にわかりやすく表示していない場合は商品到着の日から8日間以内であれば送料を消費者が負担して返品(契約の解除)ができるとされている点、2009年12月1日から施行された特定商取引法の改正でこの表示が義務づけられたとされている点、改正条文(第15条の2)で返品の可否・条件・送料負担の表示が求められているとされている点、返品の条件をあらかじめ明示していた場合はその条件が優先されるとされている点、通信販売にはクーリング・オフ制度がないため返品ルールを販売ページで確認するよう呼びかけられている点は、自治体の消費生活センターの案内および特定商取引法についての解説に挙げられています。送料の金額や返品の受付方法は店舗ごとに異なるため、買ったページの表示をご確認ください。事業者と連絡が取れない場合は、お住まいの消費生活センターにご相談ください。

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