冬になって加湿器を出した。水のものが二つ、同じ部屋にある。これでよいのか気になります。
同じ部屋でかまいません。外すのは、加湿器の吹き出し口の先だけです。
この記事では、向きと高さで決める形を書きます。
結論:同じ部屋でよく、外すのは吹き出し口の先だけです
この記事の結論
同じ部屋に置けます。部屋を分ける必要はありません。
器を、加湿器の吹き出し口がまっすぐ向く先には置かないでください。
壁から何センチ、という共通の数字はありません。機種ごとに取扱説明書で決まっています。
加湿器を床に直置きしないよう書いているメーカーもあります。先に取扱説明書の設置場所の項を読んでください。

加湿器と給水器は、どちらも水を扱うものです。並べて置くと、なんとなく落ち着きません。
ただ、置けない理由は特にありません。困るのは、吹き出し口から出たものが、まっすぐ器に当たり続ける形になったときだけです。
出てくるのは水蒸気です。それが冷えたところに当たると、水滴に戻ります。
窓まわりの資料には、その境目の例が載っています。温度20度・湿度60パーセントの空気は、冷やしていくと約12度で水滴が出はじめるとされています。この温度を露点と呼びます。
つまり、露点より冷えている面があれば、そこで水に戻ります。器のふちや、器の下の床は、部屋の空気より冷えていることがあります。
加湿器のメーカーの案内にも、同じ向きの注意があります。象印の公式の記載として、窓からはできるだけ離れた場所に設置すると示されています。冷えた窓のすぐ近くに置くと、加湿するそばから湿度が窓に吸い寄せられて結露になり、湿度が上がりにくくなるためです。
アイリスオーヤマのよくある質問では、床(絨毯、畳、フローリング)の上でご使用しないでくださいとされています。床の近くは冷えやすく、濡れやすいところだからです。
ここまでをまとめると、加湿器の側で避けたいのは「冷えている面の近く」です。給水器は、たいてい床の上に置きます。つまり、加湿器のほうを上げて、器のほうを吹き出し口の正面から外すのが、いちばん手早い形になります。
距離の数字を探したくなりますが、機種ごとに違うので、共通の数字はありません。 壁から何センチ、家電から何メートルという値は、お使いの機種の取扱説明書にある値が正です。
湿度そのものについても、極端に下げるほうがよいわけではありません。窓まわりの資料では、室内の湿度を下げれば結露は減るとしつつ、相対湿度40から60パーセント程度とすることが望ましいとされています。
うちの子が水を飲む量や体のことは、湿度では決められません。気になることがあるときは、動物病院に相談してください。
判断軸は4つ。向き、高さ、床、拭ける形
- 向き:吹き出し口がまっすぐ向く先に器を置かない。横にずらすだけで足ります
- 高さ:加湿器を床から上げる。床の近くは冷えやすく、出たものが戻りやすい
- 床:器の下が拭ける面になっているか。畳やカーペットの上なら覆うものを挟む
- 拭ける形:濡れたときに、その場で拭ける置き方になっているか
この4つは、どれも動かすだけで済みます。買い替える話ではありません。
向きは、いちばん効きます。吹き出し口の正面から外せば、当たり続ける形が消えます。
高さは、加湿器の側で調整します。台に載せるだけでも、床の近くの冷えから離れます。
床は、器の側の話です。水のものを置く場所が拭ける面かどうかを見てください。
拭ける形というのは、器を持ち上げずに下を拭けるか、ということです。毎日のことなので、ここが重たいと続きません。
4つのうち、どれから見ればよいか迷ったら、向きからです。置き場所を変えずに、向きだけ変えられることが多いからです。
同じ部屋に置くときの器の選び方
もし器のほうを選び直すなら、見るところは3つです。

1. 受け皿のあるもの
ふちからこぼれたぶんを受けられる形だと、床に届く前に止まります。冬は特に、拭く回数が減ります。
2. 分解して拭けるもの
湿気の多い部屋では、器の外側も濡れます。外側まで拭ける形のほうが、手が止まりません。
3. 置いたまま水を足せるもの
持ち上げる回数が減ると、こぼす回数も減ります。加湿器と同じ部屋では、ここが効きます。
価格と在庫は、下の枠の表示をそのまま見てください。 こちらで書くと古くなります。
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うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと
やらないほうがよいこと
- 吹き出し口を壁に向けて、その壁際に器を置く。 跳ね返ったものが器の周りに集まります
- 加湿器の真下や真横に器を寄せる。 出たものがそのまま器と床に当たります
- 湿度を上げて様子を見る。 器の周りが濡れている原因は、湿度より向きのことが多いです
- 加湿器を床に直置きしたまま器だけ動かす。 メーカーが床の上で使わないよう書いていることがあります
- 部屋を分ける。 手間が増えるだけで、向きを変えれば済むことが多いです
いちばん多いのは、置き場所を変えずに湿度の設定をいじってしまう形です。原因が向きなら、設定では直りません。
もう一つは、濡れているのを見て器を疑ってしまうことです。器から漏れているのか、空気から戻ったものなのかは、器を一度どかして、同じ場所がまた濡れるかで分かれます。
どかしても濡れるなら、空気の側です。どかすと濡れないなら、器の側です。ここを分けてから手を打ってください。
あなたの場合、次にすること

ここまでやって、まだ器の周りが濡れるなら、器を一度どかして同じ場所を見てください。空気の側か器の側かが、それで分かれます。
冬のあいだだけのことなので、置き方を覚えておくと来年も使えます。
器の下に挟むものを選ぶなら
厚さの決め方は、水平を崩さない厚さで選ぶ形にまとめました。
よくある質問
加湿器と同じ部屋に置いてはいけませんか。
置けます。 外すのは、吹き出し口がまっすぐ向く先だけです。部屋を分ける必要はありません。
何センチ離せばよいですか。
共通の数字はありません。 離隔は機種ごとに取扱説明書で決まっています。象印の公式の記載として窓からできるだけ離すよう示され、アイリスオーヤマのよくある質問では床(絨毯、畳、フローリング)の上で使用しないようにとされています。お使いの機種の設置場所の項を見てください。
器の周りが濡れるのは漏れていますか。
器を一度どかして、同じ場所がまた濡れるかで分かれます。 どかしても濡れるなら空気から戻ったもの、どかすと濡れないなら器の側です。
湿度は下げたほうがよいですか。
下げれば結露は減りますが、極端にするものではありません。 窓まわりの資料では、相対湿度40から60パーセント程度とすることが望ましいとされています。
この記事は、猫の給水器を加湿器と同じ部屋に置くときの置き方を整理したものです。温度20度・湿度60パーセントの空気を冷却すると露点温度は約12度になるとされている点、室内湿度を下げれば結露は減るが極端に抑えるのは避けて相対湿度40から60パーセント程度とすることが望ましいとされている点、室内に水蒸気の発生源があり換気が充分に行われていないと室内湿度が上昇し露点温度が高くなるとされている点は、窓やガラスまわりの技術資料に挙げられています。窓からはできるだけ離れた場所に設置するとされている点は象印の公式の記載として紹介されているもの、床(絨毯、畳、フローリング)の上で使用しないようにとされている点はアイリスオーヤマのよくある質問によります。離隔距離の具体的な数値は機種ごとに異なるため、お使いの機種の取扱説明書の設置場所の項をご確認ください。うちの子の体や飲む量については、動物病院にご相談ください。
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