届いた給水器の説明書が、日本語ではなかった。翻訳しながら読めば使えそうですが、その前に確かめることがあります。
電気を使う製品を日本で販売するには、電気用品安全法に基づく手続きが要ります。 責任を負うのは海外の製造事業者ではなく、日本国内の輸入事業者(届出事業者)です。 この記事では、そこの見方からまとめます。
結論:まず本体と箱の表示を見る
この記事の結論
電気用品を製造・輸入する事業者は、法に定められた手続きを行い、PSEマークを表示することとされています。
安全確保の法的な責任を負うのは、日本国内の届出事業者(輸入事業者)です。
本体と箱に、事業者名と連絡先の表示があるか見てください。
表示も問い合わせ先も見当たらないなら、使う前に販売元に確かめてください。

うちの子が触れる場所で、電気を使い続ける製品です。 説明書が読めないこと自体より、困ったときに聞ける先があるかどうかが大きな問題になります。
翻訳して読むこと自体は悪くありません。 ただ、それで解けるのは操作の話だけです。 不具合が出たときの窓口は、翻訳では出てきません。
特定電気用品にあたるものは、登録検査機関での適合性検査を受けることとされています。 そこも事業者側の手続きです。
この話は、海外製が良くないという話ではありません。 手続きを踏んで販売されているものは多くあります。確かめたいのは、その製品にきちんとした販売の道筋があるかどうかだけです。
確かめる時間は数分です。 本体と箱をひっくり返して見るだけで、たいていは分かります。
判断軸は4つ。表示、窓口、部品、操作
| 見る点 | 何が分かるか | 確認のしかた |
|---|---|---|
| PSEマーク | 手続きが行われているか | 本体か箱の表示を見る |
| 事業者名と連絡先 | 聞ける先があるか | 表示か同梱書面を見る |
| 部品の入手 | 続けられるか | 販売元に問い合わせる |
| 操作の説明 | 使えるか | 翻訳か販売ページを見る |
| 保証の条件 | 不具合のときに使えるか | 販売元に確かめる |
表示と窓口が本体で、操作の説明は後から補えます。

「部品の入手」は、海外製で問題になりやすいところです。 フィルターやポンプが続けて手に入るかを、買う前に確かめてください。
「事業者名と連絡先」が見当たらないと、不具合のときに行き先がありません。 そこがいちばん困る形です。
「操作の説明」は販売ページに日本語の説明があることもあります。 探してみてください。
型番の調べ方なら
手順はペット用品の型番の調べ方にまとめました。
五つのうち、買ったあとに補えるのは操作の説明だけです。 残りは買う前に確かめておくべきことです。
確かめる手順
「分からないまま通電しない」を守ってください。 電圧や使い方の前提が違うことがあります。
問い合わせは書面で残せる方法にしておいてください。 後で確かめられます。
翻訳で読むなら、注意書きの部分から読んでください。 操作の手順よりそちらが先です。
返品できる条件も、この段階で確かめておいてください。 確認点は保証と返品の確認点にまとめました。
同梱の書面が全部外国語でも、一枚だけ日本語の紙が入っていることがあります。 箱の中をすべて出して確かめてください。
翻訳だけで進めるデメリット、やめておく条件
この点に注意してください
- 翻訳だけで使い始める。 窓口の問題は残ります。
- 表示を確かめずに通電する。 前提が違うことがあります。
- 事業者名も連絡先も無いまま使う。 困ったときに行き先がありません。
- 部品の入手を確かめない。 続けられないことがあります。
- 注意書きを飛ばす。 そこがいちばん大事な部分です。
「事業者名も連絡先も無いまま使う」のは避けてください。 うちの子が触れる場所で使うものなので、不具合が出たときに聞ける先があることが前提です。
「部品の入手を確かめない」と、消耗品が切れた時点で使えなくなります。 考え方は終売と後継品の探し方にまとめました。
互換品で代用するのも、材質が分からないので勧められません。 リスクは互換品のリスクにまとめました。
レビューが少ない製品なら
判断はレビューが少ない商品の判断にまとめました。
「注意書きを飛ばす」のは、翻訳して読むときに起きやすいところです。 操作の手順から読み始めると、前のページの注意を飛ばします。
あなたの場合、どうするか
| あなたの状況 | 打つ手 | 理由 |
|---|---|---|
| 表示も連絡先もある | 翻訳して使ってよい | 行き先がある |
| 表示はあるが連絡先が無い | 販売元に聞く | 窓口を確保する |
| 表示が見当たらない | 使う前に確かめる | 手続きの有無が不明 |
| 部品が手に入らない | 買い替えを検討する | 続けられない |
| 操作が分からない | 販売ページを探す | 日本語の説明があることがある |
| 返品できるか不明 | 買う前に確かめる | あとから変えられない |
聞ける先があるかどうかが、いちばん大きい分かれ目です。

買う前なら、日本語の説明書が付くかどうかを販売ページで確かめられます。 見る点は買う前に実物を見るかの判断にまとめました。
相談先の分け方は相談できる先の見つけ方にまとめました。 製品のことは販売元か輸入事業者に聞いてください。
すでに使っていて問題が出ていないなら、慌てて止める必要はありません。 ただ、連絡先だけは探しておいてください。
買う前に見ておくこと
- 日本語の説明書が付くか。 販売ページに書かれています。
- PSEマークの表示。 商品写真で確かめられることがあります。
- 事業者名と連絡先。 聞ける先があるかです。
- 部品の入手。 消耗品が続くかを見ます。
- 保証の条件。 不具合のときの行き先です。
- 返品の条件。 合わなかったときの手です。
「商品写真で確かめられることがあります」というのは、表示のある面が写っている場合です。 分からなければ販売元に聞いてください。
買ってから困るより、買う前に一問するほうが早いです。 答えが返らない販売元なら、そこも判断材料になります。
口コミの写真の見方なら
整理は口コミの写真の見方にまとめました。
販売元の所在地も見ておいてください。 国内に窓口があるかどうかが分かります。
よくある質問
説明書が日本語でないと使えませんか。
翻訳して操作を読むことはできます。ただ、それで解けるのは操作の話だけです。不具合が出たときに聞ける先があるかどうかが本体の問題なので、本体と箱の表示を見て、事業者名と連絡先を確かめてください。
PSEマークは誰が付けるものですか。
電気用品を製造または輸入する事業者が、法に定められた手続きを行ったうえで表示することとされています。海外の製造事業者ではなく、日本国内の届出事業者(輸入事業者)が安全確保の法的な責任を負う仕組みです。詳しくは経済産業省の案内をご確認ください。
表示も連絡先も見当たりません。
使う前に販売元に確かめてください。うちの子が触れる場所で電気を使い続ける製品なので、不具合が出たときに聞ける先があることが前提です。答えが返らないようなら、そこも判断材料になります。
この記事はペット家電の説明書が日本語でないときの進め方を整理したものです。電気用品安全法とPSEマークの制度については、経済産業省の製造・輸入事業者ガイドをご確認ください。個別製品の取り扱いは販売元・輸入事業者にお問い合わせください。
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