出たはずの回に、器がそのまま残っている。来なかった回がある。 気になる場面です。
量を増やす前に、どの回が残ったかを見てください。
この記事では、増やすか減らすかを決める前にやることを順に書きます。
結論:まず、どの回が残ったかを数えます
この記事の結論
一回だけなら、その回の時間を見てください。
同じ回が三日続いたら、その回は合っていません。
残った器は、置いたままにしないでください。
量を増やすのは、いちばん最後です。

来なかった回があると、量が足りなかったのか、逆に多かったのかを先に考えたくなります。でも、その前に分かることがあります。残ったのがどの回なのかです。
朝の回だけ残るのか、夜の回だけ残るのか、日によって違うのか。ここが分かれば、手の付け方が変わります。同じ回が続けて残るなら、その時間がいまのうちの子に合っていません。
日によって違う回が残るなら、時間の問題ではありません。前の回をゆっくり食べていて、次の回に間が空いていないことがあります。
一回だけ残ったのなら、その日の家の様子を思い出してみてください。来客があった、掃除機をかけた、窓を開けていた。器に来ないだけの理由が家の側にあることがあります。
残った器をそのままにしないのは、別の理由です。出たフードは空気に触れ続けます。次の回まで置くと、そのあいだに湿気を含んで固まることがあります。
量を増やすのを最後に回すのは、増やしても残る回は残るからです。残った量が増えるだけで、見たいことが分からなくなります。
うちの子の側から見ると、来なかった回にも理由があります。眠かった、外の音が気になった、前の回でもう足りていた。どれも器の前では分かりません。だから、数日ぶん並べて見ます。
判断軸は4つ。残る回、続いた日数、食べ残しの形、うちの子
| 見るところ | そのまま様子を見る | 設定を見直す |
|---|---|---|
| 残る回 | 日によって違う | いつも同じ回 |
| 続いた日数 | 一日 | 三日以上 |
| 残り方 | 少し残る | 手つかずのまま |
| 前の回 | 食べきっている | こちらも残っている |
| うちの子 | ふだんどおり | 呼んでも器に向かわない |
右の列が二つ以上あるなら、量ではなく回の時間から見直してください。

残る回がいつも同じなら、その時間が合っていない可能性があります。朝の早い回に来ないのは、まだ起きていないからということもあります。
続いた日数は、いちばん分かりやすい軸です。一日なら、その日の事情かもしれません。三日続いたら、偶然では説明しにくくなります。
残り方も見てください。少しだけ残るのと、手つかずで残るのは別のことです。手つかずなら、その回に器へ行っていません。少し残るなら、来たけれど途中で離れています。
前の回も合わせて見ます。前の回が残ったままで次が出ていると、器の中で新しいフードと古いフードが混ざります。この形は避けたいところです。
最後の軸がうちの子の様子です。呼んでも器に向かわない日が続くようなら、設定の話より先に見るところがあります。様子が気になるときは、獣医師に相談してください。
量そのものを見直すなら
給餌量の設定を見直すときの手順にまとめました。
四つの軸は、どれも器の前で分かるものにしてあります。特別に数えるものはありません。
見る順番。三日ぶん並べてから決めます
紙に書くところから始めるのは、覚えておこうとすると三日後に思い出せないからです。日付と「朝」「夜」だけで足ります。台所の隅のメモで構いません。
残った器を下げるのは、その日のうちにやりたいところです。次の回に古いぶんが残っていると、来たのに食べなかったのか、食べたあとのぶんなのかが分からなくなります。
前の回を見るのは、間の話だからです。前の回をゆっくり食べていたなら、次の回はまだお腹に入っていません。間を空けるだけで来ることがあります。
三日ぶん並べると、たいていどちらかに見えてきます。同じ回が並ぶか、ばらけるか。ここまで来れば、次の一手は決まります。
時刻をずらすときは、大きく動かさないでください。少しずらして、また三日見ます。一度に動かすと、何が効いたのか分からなくなります。
回と回の間を空けるときも同じです。一つの回を動かして、残りはそのままにしてください。二つ動かすと、比べるものがなくなります。
量を変えるのは最後です。ここまでで来るようになるなら、量は今のままで合っていたことになります。
うまくいかない条件と、やらないほうがよいこと
気をつけたいこと
- 来なかったぶんを、次の回に足すこと。
- 残った器を次の回まで置くこと。
- 時刻と量を同じ日に変えること。
- 一日で結論を出すこと。
- 食べる量や様子に気になる変化があるときは、かかりつけの動物病院に相談してください。
来なかったぶんを次に足すのが、いちばん多い形です。気持ちとしては分かります。ただ、そうすると一回に出る量が増え、残りやすくなります。残ったから足す、足したから残る、という並びに入ります。
残った器を置いたままにするのも避けてください。出たフードは空気に触れ続けます。湿気を含んで固まると、器の底に張り付くことがあります。
時刻と量を同じ日に変えると、次の三日で何が効いたか分かりません。変えるのは一度に一つだけにしてください。遠回りに見えて、いちばん早く決まります。
一日で結論を出すのも避けたいところです。来ない回は、家の用事で一日だけ出ることがあります。三日並べてから決めると、それを拾えます。
もう一つ、来ない回を減らそうとして回数自体を減らすのは、順番が後です。まず時刻、次に間、最後に量と回数。この並びを崩さないでください。
食べる量が続けて減っている、あるいは呼んでも来ない日が続く。そういう変化は、設定の話ではないことがあります。気になるときは、かかりつけの動物病院に相談してください。
あなたの場合、どうするか
- 一日だけ来なかったなら、その日の家の様子を思い出してください。
- 同じ回が三日続いたなら、その回の時刻を少しずらしてください。
- 日によって違う回が残るなら、回と回の間を空けてください。
- 手つかずで残るなら、器に行っていません。時刻から見てください。
- 少しだけ残るなら、量のほうを最後に見てください。
- 呼んでも向かわない日が続くなら、先に相談してください。

迷ったら、上から順に当てはめてください。二つ当てはまる日は、上にあるほうから手を付けます。
うちの子を第一に置くと、この記事でやりたいのは「合っていない回を見つけること」だけです。量の話はそのあとで足ります。
三日分の記録に書いておくこと
- 日付と回。 「三日 朝」で足ります。
- 残り方。 手つかずか、少しかの二つに分けます。
- 前の回の様子。 食べきったかどうかだけ。
- 家の出来事。 来客や掃除があった日は書いておきます。
- 器を下げた時間。 あとで並べるときに効きます。
この五つだけなら、一行で書けます。長く書こうとすると続かないので、短くしてあります。
家の出来事を書いておくと、あとで並べたときに「あの日は音が大きかった」と結びつきます。原因が家の側だったと分かるのは、たいていこの欄からです。
器を下げた時間は、翌日の見方に効きます。下げた時間が毎日ばらばらだと、残り方の比べ方もばらけます。
三日たったら、紙を見ながら一つだけ変えてください。変えたことも同じ紙に書いておくと、次の三日が読みやすくなります。
よくある質問
来なかったぶんは次の回に足しますか。
足さないでください。 一回に出る量が増えて、残りやすくなります。来なかった回そのものを見直すほうが早く落ち着きます。
残った器はいつ下げますか。
その回のうちに下げてください。 次の回まで置くと、新しいぶんと混ざって、来たのか来なかったのかが分からなくなります。
何日見てから設定を変えますか。
三日を目安にしてください。 一日では家の用事と区別できません。変えるのは一度に一つだけにして、また三日見ます。
この記事は、自動給餌器の決まった回にうちの子が来ないときの見方を整理したものです。設定の手順や適合するフードは製品によって違うため、最終的な確認はお使いの製品の取扱説明書やメーカーの公式情報でお願いします。食べる量や様子に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
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