いつも同じ子が先に飲んで、もう一匹はそのあとに来る。 譲っているようにも見えるし、ただの順番にも見える。気にしたほうがいいのか分からない。そういう場面のための記事です。
順番が決まっていること自体は、問題ではありません。 家の中の順番は、たいていどの組み合わせにもあります。見るのは、後の子が結局飲めているかどうかです。
飲めているなら、そのままで構いません。 飲めていないなら、順番の話ではなく場所の話になります。この記事では、その見分け方をまとめます。
結論:順番ではなく、後の子が飲めているかを見ます
この記事の結論
順番があること自体は、直すものではありません。
後の子が、そのあとで飲めているかを見てください。
待っているあいだに離れてしまうなら、手当てが要ります。
いちばん確実な手当ては、置き場所を離すことです。

順番は、器の前だけの話ではありません。 ごはん、寝床、窓辺。どこにでも順番があります。水だけを特別に扱う必要はありません。
問題になるのは、待っているあいだにあきらめてしまう場合です。近づいて、先客を見て、引き返す。これが続くと、飲む回数そのものが減ります。
離して置くと、順番は消えます。 見えない位置に二か所あれば、待つ場面が生まれません。何台必要か、頭数ごとの目安にまとめました。
同時に来る場合の話は別です。 二匹が同時に来るときの皿の広さにまとめました。順番と同時は、分けて考えてください。
順番を見ていると、どうしても後の子のほうに目が行きます。 我慢しているように見えるからです。ただ、その子にとっては順番を待つほうが気楽なこともあります。決めつけずに、飲めているかどうかだけを見てください。
うちの子たちの関係は、日によっても変わります。 ある日だけ譲らなかった、という場面もあります。三日ほど見て、傾向として捉えてください。
判断軸は4つ。後の子の動き、待つ時間、水の減り、別の器
| 見るところ | そのままでよい | 手当てが要る |
|---|---|---|
| 後の子の動き | 待って飲む | 引き返す |
| 待つ時間 | 短い | 長く待っている |
| 水の減り | 一日で目に見えて減る | ほとんど減らない |
| 別の器 | ある | 一か所だけ |
| 体格差 | 小さい | 大きい |
右に二つ以上寄るなら、順番を直すのではなく場所を増やしてください。

引き返す動きが、いちばん分かりやすい合図です。 近づいたのに飲まずに離れるなら、そこで何かをあきらめています。
水の減りは、二匹ぶんで見てください。 一匹ぶんくらいしか減っていないなら、片方が飲めていない可能性があります。循環式は受け皿が動かないので、タンクの側で見ます。受け皿の水が減らないときの見分け方にまとめました。
体格差が大きいと、順番が固定されやすくなります。 小さいほうが後になることが多く、待つ時間も長くなります。
別の器があるなら、そちらで飲んでいるかもしれません。 両方を見てから判断してください。
待つ時間の長さは、体感で構いません。 数えなくても、長いと感じるなら長いのです。その感覚が、いちばん早い合図になります。
五つのうち、水の減りだけは器を見れば分かります。 動きを見ていられない日でも、これは残ります。
確かめる手順。後の子だけを三日見ます
一番目で「後に来る子だけ」に絞るのが要です。 両方を見ようとすると、どちらの話か分からなくなります。
五番目の「見えない位置」が効きます。 同じ部屋に並べて置くと、一か所と同じ扱いになります。扉をはさむか、部屋を分けてください。
七番目まで来ることもあります。 置き場所は一度で決まらないことが多いので、動かすのを失敗と考えないでください。
うちの子たちの関係は、こちらで直すものではありません。 できるのは、待たなくて済む形を作ることだけです。
見るのは、飲む場面に居合わせたときだけで足ります。 わざわざ張り付く必要はありません。三日のうち何度か見られれば、傾向は分かります。
置き場所を離すときは、いまの場所を動かさないでください。 新しいほうを足す形にすると、どちらも使える状態が保てます。
順番を直そうとするデメリットと、うまくいかない条件
やらないほうがよいこと
- 先の子を止めて、後の子に先に飲ませること。 関係のほうに影響します。
- 同じ部屋に並べて置くこと。 一か所と同じ扱いになります。
- 順番が変わるのを待つこと。 待っても変わらないことが多くあります。
- 飲む量が減っている場合。 場所の話ではないかもしれません。
- 体格差が大きい場合。 高さも合っていない可能性があります。
先の子を止めるのは、やめてください。 順番はその子たちのあいだで決まっているもので、こちらが入ると別の緊張が生まれます。
体格差が大きいなら、高さも見てください。 高さと台と飲む姿勢にまとめました。小さいほうに合っていないと、順番以前に飲みにくい状態です。
飲む量が減っているときは、器の話にしないでください。 気になる変化が続くときは、かかりつけの動物病院にご相談ください。
それから、同時に来る場面もあるなら、そちらは別の対処になります。 二つの場面を混ぜないでください。
あなたの場合。次にすること
- 後の子が待って飲んでいるなら、そのままで構いません。
- 引き返すことが多いなら、置き場所を離してください。
- 水の減りが一匹ぶんなら、飲めていない可能性があります。
- 体格差が大きいなら、高さもあわせて見てください。
- 離しても使わないなら、置き場所をもう一度動かします。

順番があること自体を、心配しすぎなくて大丈夫です。 気にするのは、結果として飲めているかどうかだけです。
うちの子たちがどちらも気持ちよく水を飲めるように。その答えは、順番を変えることではなく、待たなくてよい場所を作ることのほうにあります。
今日は、後に来る子が飲んでいるかを一度見るだけで十分です。 それで足りていれば、何もしなくて構いません。
よくある質問
順番があるのは仲が悪いということですか。
そうとは限りません。 家の中の順番は、たいていどの組み合わせにもあります。見るのは順番そのものではなく、後の子が結局飲めているかどうかです。
器を二つにすれば解決しますか。
離して置けば、順番そのものが生まれにくくなります。 ただし、同じ部屋に並べて置くと一か所と同じ扱いになります。見えない位置に分けてください。
後の子が飲んでいるか分かりません。
三日のあいだ、その子の動きだけを見てください。 近づいて飲んだか、引き返したか。それだけで足ります。あわせて、タンクの水が二匹ぶん減っているかも見てください。
この記事は、猫の給水器を二匹が順番に使うときの見方を整理したものです。適した台数や置き場所は住まいと関係によって変わります。飲水の量や様子に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
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