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落とす前に、床の側を確かめます

床に残った白い跡

本体をどかしたら、床に白い輪が残っていた。消したいけれど、何で拭けばよいのかで迷います。

落とす前に、床の側を確かめてください。落とす薬のほうが床を傷めることがあります。

この記事では、中性のものから試す順番と、落とすより先にやることを書きます。

目次

結論:中性のものから試します

この記事の結論

落とす前に、床材とワックスの有無を確かめてください。

白い跡は、水道水のミネラル分が乾いて固まったものだとされています。

床では、強いアルカリ性や酸性の洗剤を避け、中性洗剤や専用クリーナーが勧められています。

中性のもので落ちないなら、落とすより濡れないようにするほうが早いです。

床に残った白い跡
水道水のミネラル分が固まった跡です。

本体をどかすのは、たいてい掃除の日です。そこで跡を見つけると、その日のうちに消したくなります。

ただ、ここで急がないでください。落とす薬のほうが、床を傷めることがあります。

先に、跡の正体を知っておくと迷いません。水道水に含まれるミネラル分が付着して、いわゆる水垢になるとされています。

カルシウムやマグネシウムが、水が乾いたあとに残ります。床の白い汚れについては、皮脂と水分中のカルシウムが関係している場合があるとも説明されています。

つまり、汚れというより、残ったものが固まった跡です。 こすって取る相手ではありません。

では、何で落とすか。ここが分かれ目です。

クエン酸は炭酸カルシウムを溶かす働きがあるとされていて、電気ポットや加湿器、流しの水垢に使われます。だから、効きそうに見えます。

ただ、床では話が変わります。強いアルカリ性や酸性の洗剤は避け、中性洗剤や専用クリーナーを選ぶよう勧められています。

クエン酸を長く置くと素材を傷めるおそれがあるとも書かれています。十五分以上の放置について注意している解説もあります。

すすぎが不十分だと、クエン酸が残って白残りや曇りの原因になるという指摘もあります。跡を消すために、別の跡を作ることになります。

だから、順番は中性のものからです。中性洗剤をごく薄めて、固く絞った布で拭く。これで落ちることがあります。

水拭きを増やすのは、やめてください。ワックス層を傷めないよう、水拭きのしすぎも控えるべきとされています。

中性のもので落ちないときは、方針を変えてください。落とすより、濡れないようにするほうが早いです。

跡が残るのは、同じ場所が繰り返し濡れて乾いているからです。原因が続いているあいだは、何度でも戻ります。

下に敷くものを一枚入れるだけで、床に水が届かなくなります。うちの子が水をこぼす子なら、ここがいちばん効きます。

敷くものは、滑らないかどうかより、拭けるかどうかで選んでください。濡れる場所なので、乾かせる形が続きます。

跡そのものは、濡れなくなれば濃くなりません。見えるのが気になるときは、床材の手入れの方法を住まいの取扱説明書で確かめてください。

判断軸は4つ。床材、跡の出方、水の出どころ、ワックス

  • 床材:木か、樹脂のシートか、タイルか。手入れの方法が表示されているか
  • 跡の出方:本体の形に沿った輪か、まわり全体に広がっているか
  • 水の出どころ:こぼれた水か、結露か、受け皿からの跳ねか
  • ワックス:塗ってあるか。塗った時期を覚えているか

一つめで、使えるものが決まります。表示があるなら、それに従ってください。

二つめは、原因の手がかりです。本体の形に沿った輪なら、置いた面に水がたまっています。広がっているなら、跳ねか、こぼれです。

三つめは、手当ての形を決めます。跳ねなら注ぐ高さ、こぼれなら敷くもの、結露なら置き場所です。

四つめは、使ってよいものの線になります。ワックスがあるなら、酸性のものは外してください。

四つを見れば、何を使うかで迷わなくなります。

落とす順番

上から順に試します。二つめまでで落ちなければ、落とす話をやめてください。

木の床の表面
床材によって、使えるものが違います。

乾いた布で拭く

まず乾拭きします。粉のように乗っているだけなら、これで取れることがあります。

中性洗剤をごく薄めて、固く絞った布で拭く

濡らしすぎないでください。拭いたあとは、乾いた布で水気を取ります。

床材の手入れの方法を確かめる

住まいの取扱説明書か、施工した会社の案内を見ます。専用のクリーナーが指定されていることがあります。

ここまでで落ちないなら、落とすより濡れないようにしてください。 敷くものを一枚入れるだけで、跡は濃くなりません。

賃貸なら、入居のときの写真を探しておくと、退去のときに話が早くなります。

うまくいかない進め方と、やらないほうがよいこと

やらないほうがよいこと

  • いきなり酸性のものを使う。 床では強い酸性やアルカリ性の洗剤を避けるよう勧められています
  • 薬剤を長く置く。 長く置くと素材を傷めるおそれがあると指摘されています
  • すすがずに乾かす。 残った成分が白残りや曇りの原因になるとされています
  • こすって落とす。 固まった跡なので、こすると床の表面が先に減ります
  • 濡れたまま本体を戻す。 同じ場所がまた濡れて、跡が戻ります

多いのは一つめです。水垢に効くと知っているので、そのまま床に使ってしまいます。

ただ、流しや浴室と床では、表面の作りが違います。床のほうが先に傷みます。

四つめは、急いでいるときに起こります。力をかけると、跡ではなく床の表面が減ります。

五つめは、見落としやすいところです。本体の底を拭いてから戻してください。

もう一つ、跡が気になって本体の置き場所を何度も変える形があります。変えた先で、また跡ができます。 敷くものを入れるほうが早いです。

あなたの場合、次にすること

今日やること

  • 床材の表示と、手入れの方法を確かめる
  • 乾いた布で拭いて、取れるかを見る
  • 取れないなら、中性洗剤をごく薄めて固く絞った布で拭く
  • 拭いたあと、乾いた布で水気を取る
  • 本体の底を拭いて、下に敷くものを一枚入れてから戻す
室内に置かれた給水器
底を拭いて、敷いてから戻します。

一つめから四つめで、十五分ほどです。五つめが、次からの跡を止めます。

落ちなくても困りません。濡れなくなれば、濃くなりません。

うちの子が水をこぼす子なら、敷くものを入れるだけで掃除そのものが軽くなります。

本体の底のほうが気になるなら

滑り止めの扱いを、はがれたときに貼り直すかを決める形にまとめました。

跡に気づけたのは、本体をどかして掃除をしているからです。床を傷めずに済ませるほうが、長い目で見て楽になります。

今日やることは、拭き方を一段ゆるめて、敷くものを一枚入れることだけです。

よくある質問

白い跡は何ですか。

水道水のミネラル分が乾いて固まったものだとされています。 カルシウムやマグネシウムが残って、いわゆる水垢になります。床の白い汚れについては、皮脂と水分中のカルシウムが関係している場合があるとも説明されています。

酸性のもので落としてよいですか。

床では避けてください。 強いアルカリ性や酸性の洗剤は避け、中性洗剤や専用クリーナーを選ぶよう勧められています。クエン酸は炭酸カルシウムを溶かす働きがあるとされていますが、床材やワックスを傷めるおそれがあります。

中性のもので落ちないときは。

落とすより、濡れないようにするほうが早いです。 跡が残るのは、同じ場所が繰り返し濡れて乾いているからです。下に敷くものを一枚入れてください。

水拭きを増やせばよいですか。

増やさないでください。 ワックス層を傷めないよう、水拭きのしすぎも控えるべきとされています。

この記事は、給水器を置いた下の床に白い跡が残ったときの扱いを整理したものです。水道水に含まれるミネラル分が付着して水垢になること、床の白い汚れに皮脂と水分中のカルシウムが関係している場合があること、クエン酸が炭酸カルシウムを溶かす働きを持つこと、強いアルカリ性や酸性の洗剤を避けて中性洗剤や専用クリーナーを選ぶよう勧められること、ワックス層を傷めないよう水拭きのしすぎを控えるべきとされること、クエン酸を長く置くと素材を傷めるおそれがあること、すすぎが不十分だと白残りや曇りの原因になることは、いずれも掃除についての解説記事に書かれているものです。公的機関による床材ごとの基準は確認できなかったため、本文では床材の表示と施工の案内を先に見る形にしています。お使いの床材の手入れの方法は、住まいの取扱説明書や施工した会社にご確認ください。

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