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折ってよいのは、余っている側だけです

机の上で紙を扱っている手元

トレーに対してシーツが少し大きくて、端を折って使っている。 これでいいのか、それともサイズを変えるべきなのか。そこで迷っている方に向けて書いています。

折ること自体は問題になりません。ただし、折ってよいのは余っている側だけです。 うちの子が使う範囲まで折ると、受けられる面積がそのぶん減ります。この記事では、どちらが余っている側かの見分け方と、折り方の順番をまとめます。

目次

結論:折ってよいのは、濡れない側です

この記事の結論

いつも乾いたまま残っている側は、折って構いません。

濡れる側を折ると、受けられる面積が減ります。

折った部分は、上に重なるので吸いません。

毎回どこを折るか迷うなら、サイズが合っていません。

机の上で紙を扱っている手元
折る前に、どちらが余っているかを見ます

シーツは、表面の不織布の下に、綿状のパルプと水を抱える材料を重ねた作りになっています。折ると、その層が二枚重なります。重なった部分は、下側が上側にふさがれるので、面としては働きません。

だから、折るかどうかの判断は単純です。そこが濡れているかどうか。 一週間ぶん見て、いつも乾いたまま残っている側があれば、そこは折って構いません。

どちら側が濡れるかは、その子が立つ向きで決まります。向きの見方は敷く向きで変わることにまとめました。 折る前に、まずそこを見てください。

折る癖がついていると、どこを折っているかを意識しなくなります。 気づけば毎回同じ側を折っていて、その側がいつのまにか濡れる側になっている、ということも起こります。うちの子の体が大きくなった時期には、一度見直してください。

判断軸は4つ。濡れる側、トレーの押さえ、折る幅、頻度

条件 折ってよい 折らないほうがよい
折る側 いつも乾いている たまに濡れる
トレーの押さえ 折っても爪にかかる 折ると爪から外れる
折る幅 端の少しだけ 半分近く
頻度 たまに 毎回
うちの子 踏まない側 動き回る

右に一つでも当てはまるなら、折るのではなく大きさを見直してください。

敷物の上でくつろぐ小型犬
立つ向きによって、余る側が決まります

トレーを使っているなら、押さえとの関係がいちばん効きます。 折ったせいで爪から外れると、そこからめくれます。折る前に、折ったあとでも爪にかかるかを確かめてください。

半分近く折るなら、それはもうサイズが違います。 その場しのぎとしては使えますが、続けるなら一段小さいものに替えるほうが、扱いも費用も落ち着きます。

毎回折っているなら、それは合っていない合図です。 トレーとの関係はトレーの大きさが合わないときにまとめました。

折る幅は、指で測るくらいで構いません。 端から指一本ぶんなら少し、手のひらぶんなら半分近くです。正確な数字より、どちらに近いかで判断できます。

折り方の手順。敷いてから折ります

端を折るときの順番

  • 一週間、折らずに使って、どこが濡れるかを見ます。
  • いつも乾いている側を決めます。 ここだけが折ってよい側です。
  • トレーに敷いてから、はみ出した幅を測ります。
  • はみ出したぶんだけを、上へ向かって折ります。 下へ巻き込まないでください。
  • 折ったあと、爪が紙にかかるかを確かめます。
  • 枠を閉じて、浮く辺が出ないかを見ます。
  • 半日使って、折った側が濡れていないかを確かめます。

上へ向かって折る、というところだけ守ってください。 下へ巻き込むと、折った部分が床とのあいだに入り、そこに水が回ります。上に折れば、乾いたまま残ります。

一週間見てから決めるのは、濡れる場所がその子によって決まっているからです。一日だけ見て決めると、たまたま片寄った日の結果で折ってしまいます。

半日で確かめるのも入れておきました。折った側が濡れていたら、折る側を間違えています。すぐ戻せます。

折り目は、しっかり付けないほうが扱いやすくなります。 強く折ると、めくるときにそこから裂けます。軽く倒すくらいで十分に収まります。

トレーを使っていないなら、折った側を壁側に向けてください。 動線から遠いほうへ寄せると、踏まれてめくれる回数が減ります。

折って使うデメリットと、向かない条件

折らないほうがよいとき

  • うちの子が紙を破く場合。 折り目は、口をかける取っかかりになります。
  • 動き回ってから排泄する場合。 どこが濡れるか決まっていません。
  • 多頭でお住まいの場合。 立つ向きが子ごとに違います。
  • 折った側にトレーの爪がかかる場合。 押さえが効かなくなります。
  • 折らないと入らない大きさの場合。 それは合っていないということです。

折り目は取っかかりになります。 破く癖のある子だと、そこから始まることがあります。破く対策にまとめました。

多頭でお住まいなら、折らないほうが読めます。 それぞれの立つ向きが違うので、乾いたまま残る側が決まりません。枚数の出し方は多頭のときの枚数の出し方にまとめています。

それから、折ることで一枚の持ちが良くなるわけではありません。 受けられる量は、折っても増えません。むしろ、使える面が減ります。

折ることに慣れると、大きさが合っていないことに気づけなくなります。 これがいちばん静かなデメリットです。毎回やっている作業は、疑問に思わなくなるからです。

あなたの場合、どうするか

  • いつも乾いている側があるなら、そこだけ上へ折って構いません。
  • 濡れる場所が毎回ちがうなら、折らないでください。
  • 半分近く折っているなら、一段小さいサイズに替えるほうが早いです。
  • トレーの爪から外れるなら、折らずにトレーのほうを見直します。
  • 破く子なら、折り目を作らないでください。
重ねられた白い紙
折るのは、その場しのぎとしては十分に使えます

折ることは、その場しのぎとしては十分に使えます。 買い置きが合わないサイズだった週、来客の前に大きさをそろえたい日。そういう場面で役に立ちます。続ける前提でなければ、迷わず折って構いません。

うちの子が使う面をできるだけ広く残したい、という気持ちで折る側を選んでください。折るのは、こちらの都合で余った側だけです。

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選ぶときに確認しておくこと

  • トレーの内寸に合う大きさか。 外寸ではなく内寸で見ます。
  • いま使っている紙の寸法を控えているか。 買う前に測っておきます。
  • 厚さがどれくらいか。 厚いほど、折ったときにかさばります。
  • 枚数がまとまっているか。 合わないサイズを使い切るのは大変です。
  • 一段小さいサイズがあるか。 同じ銘柄で選べると、切り替えが楽です。

外寸ではなく内寸、というのが見落としやすいところです。 トレーの外側の寸法で選ぶと、必ずはみ出します。折る手間は、そこから生まれていることがよくあります。

仕様は製品ごとに違います。買う前に、パッケージの寸法とトレーの内寸をご確認ください。 ここに書いたのは、確認する場所の順番です。

よくある質問

折ると吸収量が減りますか。

折った部分は上に重なるので、面としては働きません。 その意味で、使える範囲は減ります。ただ、もともと濡れない側を折っているなら、実際に受けられる量は変わりません。

下へ巻き込んで折ってはいけませんか。

上へ折ってください。 下へ巻き込むと、折った部分が床とのあいだに入り、そこへ水が回ります。上に折れば乾いたまま残り、めくったときにも扱いやすくなります。

毎回折っています。買い替えたほうがよいですか。

毎回折っているなら、サイズが合っていません。 その場しのぎとしては問題ありませんが、続けるなら一段小さいものに替えるほうが、手間も費用も落ち着きます。トレーの内寸を測ってから選んでください。

この記事は、ペットシーツの端を折って使ってよいかの判断を整理したものです。適した大きさは体格と癖によって変わります。排泄の回数や量に気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。

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